私の中の見えない炎

おれたちの青春も捨てたものじゃないぞ まあまあだよ サティス ファクトリー

テレビ

荒川稔久 インタビュー “癒し系なヒーローを”(2000)・『仮面ライダークウガ』(4)

荒川 『ウルトラセブン』のワイアール星人の回で、中真千子さんが駐車場に車を入れると、小包を持ったお手伝いさんがうしろから来るシーンがあって、我々は「野長瀬(野長瀬三摩地)的な恐さ」と言ってるんですが、そういう恐さですね。

荒川稔久 インタビュー “癒し系なヒーローを”(2000)・『仮面ライダークウガ』(3)

——そのバランスが『クウガ』の一番面白いところだと思うんですが。明朗快活なヒーローものだけど、ちゃんとリアルというバランスがすごく良くて。 荒川 そう言ってもらえると嬉しいんですが、そのせいで毎回スケジュールはキワキワで…。 ——確かにかなり大変…

荒川稔久 インタビュー “癒し系なヒーローを”(2000)・『仮面ライダークウガ』(2)

シリーズ構成の仕事 ——シリーズ構成のお仕事というのはどういうことをするのか、読者のために詳しく教えていただけますか? 荒川 基本的にはまずプロデューサーの高寺(高寺成紀)さん、文芸の大石(大石真司)さん、村山(村山桂)さんと4人で話し合って流…

荒川稔久 インタビュー “癒し系なヒーローを”(2000)・『仮面ライダークウガ』(1)

テレビ『仮面ライダークウガ』(2000)のメインライターを務めた脚本家・荒川稔久氏。氏は『五星戦隊ダイレンジャー』(1993)、『特捜戦隊デカレンジャー』(2004)、『海賊戦隊ゴーカイジャー』(2011)、『非公認戦隊アキバレンジャー』(2012)、現在放…

高寺成紀 インタビュー “2000年のヒーローに”(2000)・『仮面ライダークウガ』(5)

——怪人デザインについてはいかがですか。

高寺成紀 インタビュー “2000年のヒーローに”(2000)・『仮面ライダークウガ』(4)

——ヘリコプターのシーンとか、合成の仕上がりはともかく、やりたいことはよくわかる。しかも、しつこかったじゃないですか。普通は蹴落としたら終わるんだけど、蜘蛛の怪人だから、くるくると戻ってくる。 高寺 あのシーンの合成については、技術協力の方た…

高寺成紀 インタビュー “2000年のヒーローに”(2000)・『仮面ライダークウガ』(3)

——一方で、子ども向け番組では避けられがちな、殺人や流血描写もきちんと出てきます。 高寺 確かに意識してやっています。人は本来、仲良く争わずにいたほうがいいのに、そうできないことがある。実際に拳を振るわなくとも、それは暴力になっていたりします…

高寺成紀 インタビュー “2000年のヒーローに”(2000)・『仮面ライダークウガ』(2)

——今回は、一条薫という刑事をもう一方の主人公に据えることで、物語の半分が警察ドラマになっているわけですが、これはなぜですか。おかげでぐっとリアリティが増しているわけですが。 高寺 ひとつは、『仮面ライダー』の本郷猛と滝和也の見事なコンビネー…

高寺成紀 インタビュー “2000年のヒーローに”(2000)・『仮面ライダークウガ』(1)

2000年からノンストップで継続する仮面ライダーシリーズ(それ以前は断続的だった)。その第1作となったのが『仮面ライダークウガ』(2000)。警察と連携する仮面ライダー像や凝った設定、斬新なデザインや造型などいまなお語り継がれる。

浦沢義雄 発言(インタビュー)録(6)

1993年から浦沢義雄先生がメイン脚本を手がけ、現在も継続中のテレビアニメ『忍たま乱太郎』。2011年に同作品が浦沢脚本で実写映画化された際、浦沢先生のインタビューが行われた。文中で触れられている鈴木清順監督の映画『オペレッタ狸御殿』(2005)の脚…

浦沢義雄 発言(インタビュー)録(5)

——それで、『あんみつ姫』や『おそ松くん』で、再びアニメの仕事をする事になったわけですね。 浦沢 『あんみつ姫』は楽しい仕事だったような気がする。あれは設定に縛られるような作品じゃなかったから。『あんみつ姫』という世界があるだけで、後は自由に…

浦沢義雄 発言(インタビュー)録(4)

——もう一本の『なんでそうなるの』は? 浦沢 55号のコントを書くんです。これはこれで、凄く楽しかった。 ——この2番組の後のお仕事は…? 浦沢 他の番組に興味なかったんですよ。それで『なんでそうなるの』をやっていたパジャマ党の人達にお世話になって、欽…

浦沢義雄 発言(インタビュー)録(3)

月刊誌「アニメージュ」には、詳細なロングインタビューが載った。脚本家デビューのころについても語られた貴重な内容である(聞き手は小黒祐一郎氏)。 ——ずっと前から浦沢さんって、どんな人なんだろうって気になっていました。『新ルパン』の時からのファ…

浦沢義雄 発言(インタビュー)録(2)

浦沢義雄 発言(インタビュー)録(1)

映画『がんばれいわ!! ロボコン』(2020)のクレージーさが話題の、巨匠脚本家・浦沢義雄。にわかに湧き起こった浦沢ブームを記念して、過去のインタビュー記事をいくつか引用したい。

山田太一 講演会(フェリス・フェスティバル '83)(1983)(7)

SFについてどう思うかというご質問ですけれども…。

山田太一 講演会(フェリス・フェスティバル '83)(1983)(6)

学生時代、寺山修司と友達だったそうだけれども、彼についてどう思うかというお話でしたが…。 これは同級生だから知りあったんで、本当に自然発生的な友達ですよね。全然関係ない人間が求めあって、どこかで会ったというんじゃなくてね、同級生で仲良かった…

山田太一 講演会(フェリス・フェスティバル '83)(1983)(5)

演出家と脚本家の関係みたいなことについて、脚本家側からどう思うかということですが。で、どういう違いがあったか…。

山田太一 講演会(フェリス・フェスティバル '83)(1983)(4)

ピンク産業についてどう思うかということなんだけれども…。 今は鈍感を競い合うようなところがありますよね。男なんか特に鈍感だと男らしいと思われるところがあってね…。でも、大体セックスっていうのは哀しいもんていうのかな、離れてみると哀しいよね。ど…

山田太一 講演会(フェリス・フェスティバル '83)(1983)(3)

『早春スケッチブック』をご覧になった方には余計なことだけれども、小市民社会、僕も小市民社会の中で臆病に生きている人間ですけれども、そういうところで生きている人間の価値観みたいなものをね、テレビというのは実に批評しないわけですね。テレビを見…

酒井和歌子 × 高崎俊夫 トークショー レポート・『死角関係 隣人夫婦男女四人のからみ合い』(2)

【『死角関係』(2)】 酒井「理屈じゃなくて、自分が動けるか動かないか。頭で理解して動くってタイプの人はダメかもしれません。私はとりあえずやってみて、自分がついていけなければ動けない。頭で考えるより、言われたことを先にやるかな。そのへんは感覚…

酒井和歌子 × 高崎俊夫 トークショー レポート・『死角関係 隣人夫婦男女四人のからみ合い』(1)

家族ぐるみでつき合っているふた組の夫婦。だがホームパーティーの最中に片方の夫婦の夫(石橋蓮司)が逮捕され、警察・マスコミの攻勢や近所のいやがらせが始まった。妻(酒井和歌子)は狂気にとらわれていく。

満田かずほ × 小中和哉 トークショー レポート・『ダイゴロウ対ゴリアス』(4)

【戦争について (2)】 小中氏は、飯島監督の映画『ホームカミング』(2011)では監督補を務めた。

満田かずほ × 小中和哉 トークショー レポート・『ダイゴロウ対ゴリアス』(3)

【初期ウルトラや円谷一の想い出 (2)】 『ウルトラセブン』(1967)の後には、サスペンス『怪奇大作戦』(1968)がスタート。 小中「『セブン』から『怪奇』と、子ども向けでない方向へ行きますよね」 満田「子ども番組と思ったことはないよね。日曜日7時だ…

満田かずほ × 小中和哉 トークショー レポート・『ダイゴロウ対ゴリアス』(2)

【『ダイゴロウ対ゴリアス』について (2)】 『ダイゴロウ対ゴリアス』(1973)は“東宝チャンピオン祭り”の枠組みでわずか10日間のみの上映だった。 小中「子どもだから気にしなかったけど、そうだったんですね。当時の円谷プロの認識としては、ヒットしなか…

満田かずほ × 小中和哉 トークショー レポート・『ダイゴロウ対ゴリアス』(1)

大食いの怪獣・ダイゴロウはみなに持て余される一方で、冴えない発明家(犬塚弘)や町のおじさん(三波伸介)、飼育係(小坂一也)、子どもたちにかわいがられていた。あるとき隕石に乗った宇宙怪獣・ゴリアスが襲来し、地球の危機にダイゴロウは立ち上がる。

佐伯孚治 インタビュー “わが映画人生と組合体験” (2010)(4)

仕事を干されているあいだ、子供の学費が出せなくなって、印刷工場の夜勤をやったこともありました。大きな紙をそろえるのもうまくなったんですが、その現場の主任をやってくれと言われてやめました。それとTBSのラジオの構成台本も4年か5年やりました。最初…

佐伯孚治 インタビュー “わが映画人生と組合体験” (2010)(3)

助監督時代

佐伯孚治 インタビュー “わが映画人生と組合体験” (2010)(2)

「就労排除」対「自主制作」 そうこうするうちに、東京撮影所にテレビ映画とCMをつくる制作所という部署ができて、東映労組の活動家全員がそこに配転されました。間もなくそこは別会社になります。組合活動家でもなかった僕もそこに入れられて、そこからさら…

「怪獣使いと少年」についての二、三の事柄・橋本洋二と東條昭平 (2)

「ウルトラマンではチャランポランはできない。後に東映の戦隊ヒーローを監督しましたが、あっちの方はもっとコミックにしたり、崩していい世界なんですね。ウルトラマンは、やはり他のヒーローに比べれば一段も二段も上の存在ですね、僕にとって」(『怪獣…