テレビ
2023年秋に逝去した山田太一の追悼として一周忌に放送されたのが『山田太一からの手紙』(2024)である。他に山田の追悼番組は『クローズアップ現代』の「山田太一 生きる哀しみを見つめて」(2023)や『TBSレビュー』の1回分、『あの日 あのとき あの番組 …
2025年1月27日に行われたフジテレビの10時間記者会見にて、特にきびきびとした対応をみせたのが遠藤龍之介副会長(当時)であった。遠藤は80年代からさまざまな作品を制作しており、その歩みを簡単に追ってみたい。
山田太一ドラマ10選〈制作順〉
【桜子の人物造型】 犬童「(『BU・SU』〈1987〉では)高嶋(高嶋政宏)さんと富田(富田靖子)さんに比べて、広岡さんのやっている桜子はあっけらかんとしていますね。あのふたりははっきり挫折して人生の底辺ですべてに不満を持っているようですが、そうい…
【『春への憧れ』】
東京の片隅で昔ながらの写真館を営む男(堀内正美)。谷中や根岸をさまよい、古ぼけた洋館などを撮影する男の視界に謎の女(志水季里子)が現れて、男は翻弄される。
【『波の盆』の撮影現場 (2)】 『波の盆』(1983)のラストの灯籠は印象深いが、実はハワイでなく日本で撮影されたという。
【『波の盆』のカメラ (2)】
【『波の盆』の立ち上げ (2)】
ハワイに暮らす日系1世の老人(笠智衆)の前に、日本から来た孫(石田えり)が現れる。老人は想い出の中で亡くなった妻(加藤治子)や息子(中井貴一)と語らっていた。
作家・江戸川乱歩が膨大な資料を貼りつけたスクラップの自分史・貼雑年譜。全9冊のうち、3巻目以降は未公開だったが、2023年にオンライン公開されることになった。公開を記念して同年11月に立教大学大衆文化研究センターでシンポジウム “江戸川乱歩自筆資料…
【スタジオ・ゼロの時代 (1)】 1963年、鈴木氏はトキワ荘の仲間(藤子・F・不二雄、藤子不二雄A、石ノ森章太郎、つのだじろう、赤塚不二夫)とスタジオ・ゼロを設立して独立。当時30歳だった。
テレビ『おそ松くん』(1966)や『パーマン』(1967)などさまざまなアニメ作品を手がけるアニメーター・演出家の鈴木伸一。2023年に鈴木氏のエッセイ『アニメと漫画と楽しい仲間』(玄光社)が刊行され、同年10月に御茶ノ水でトークイベントもあった(以下…
【食べ物について】 浦沢義雄作品では食べ物ねたが目立つ。『魔法少女ちゅうかなぱいぱい!』(1989)のナルトの入っていないラーメンは印象的。
【アニメーションの仕事 (2)】 最近は『名探偵コナン』(1996)にも参加。「東京婆ールズコレクション」「スマイルの里の陰謀」「天才レストラン」などシュールさで賛否両論を呼んだ。『ルパン三世』(1979)のころからのつき合いの飯岡順一が手がけている。
【アニメーションの仕事 (1)】 浦沢先生はアニメーション作品の脚本も多数執筆している。
【東映不思議コメディーシリーズ (2)】 浦沢「平山(平山亨)さんは『がんばれ!ロボコン』(1974)をつくった人でそのときもう60歳ぐらいで、でも(スタッフは)平山さん的なこともやりたくない。平山さんもいい人で新しいことを好きにやってくださいと。
【『ルパン三世』】 脚本家デビューは『ルパン三世』(1979)の「カジノ島・逆転また逆転」。
『ペットントン』(1983)や『どきんちょ!ネムリン』(1984)、『美少女仮面ポワトリン』(1990)といった東映不思議コメディシリーズ、アニメ『忍たま乱太郎』(1993)や『名探偵コナン』、映画『オペレッタ狸御殿』(2005)など多彩でシュールな作品を手…
【野上龍雄の想い出 (2)】 中島「ぼくは東映の『現代やくざ』シリーズもチャンバラも書きたくないから、作品上、野上さんに触発されたというのもないんで。野上作品もそんなに見てないんですよ」
【若き日のテレビ局時代 (2)】
『ウルトラマン』(1966)や『ウルトラセブン』(1967)、『屋根裏の散歩者』(1992)などの実相寺昭雄監督に関して、貴重な証言を集めた『実相寺昭雄見聞録』(キングインターナショナル)。その第二集の発行に合わせて、実相寺作品の常連だった寺田農氏の…
【俳優について (2)】
【ドンブラザーズについて (3)】 井上「(『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』〈2022〉)つよし(鈴木浩文)も最初から上手かったね。劇団も持ってるし。
【ドンブラザーズについて (2)】 海津「荻窪だかのカフェバーだよね。こないだサシ飲みしたんだけど、1軒目は西荻の焼き鳥屋さんで飲んで、2軒目に行こうって言われて行ったのが看板もなくて普通なら入れないような店」
【長石多可男と東條昭平】 80~90年代の戦隊シリーズを多数撮った名匠が長石多可男・東條昭平の両監督。長石氏は戦隊やVシネマを手がけた後で仮面ライダーシリーズに異動し、2013年に逝去。 海津「私のとき(『光戦隊マスクマン』〈1987〉)は、監督は長石さ…
【『ジェットマン』について (3)】 井上「(『鳥人戦隊ジェットマン』〈1991〉で)香は田中弘太郎にふられるじゃない?」 若松「田中弘太郎にふられたわけじゃない。天童竜に(一同笑)」 井上「(香を演じる岸田里佳は)「私、実生活でふられたことないので…
【『ジェットマン』について (2)】 『鳥人戦隊ジェットマン』(1991)では戦隊側に三角関係などがあるのは特にユニーク。
【『マスクマン』について (2)】 海津「(『超新星フラッシュマン』〈1986〉では)どういう注文だったかは覚えてますか?」
テレビ『仮面ライダーアギト』(2001)や『仮面ライダー龍騎』(2002)、『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』(2022)など代表作多数の脚本家・井上敏樹。『光戦隊マスクマン』(1987)の海津亮介、『超人戦隊ジェットマン』(1991)の若松俊秀と井上氏とのトーク…