市川森一
【『エース』序盤の想い出 (2)】
【『花の乱』(3)】
【『花の乱』(2)】 木田幸紀氏は『花の乱』(1994)が初プロデュースだった。現在はNHK放送総局長を務める。
【『山河燃ゆ』(2)】
【『サハリンの薔薇』(2)】 長沼「普通ならそれぞれの局でつくって並べて放送するんですが(『伝言』〈1988〉は)そうじゃなくて1話の中で全国が出てくる。それぞれの局がそれぞれのディレクターで撮る。不思議なつくり方で、各地の空気や気温を大事にして、…
巨匠脚本家・市川森一の功績を振り返るシンポジウムが2日連続で行われ、2日目には東芝日曜劇場『サハリンの薔薇』(1991)と大河ドラマ『花の乱』(1994)が上映された。
【モモ子シリーズ(2)】
【『傷だらけの天使』(3)】 工藤「市川さんはハッピーエンドのホームドラマは書かないと言われて。『傷だらけの天使』(1974)の最終回で水谷豊を殺すのも、刺されて死ぬのはかっこいい。風邪こじらせて肺炎で死ぬというのがみっともない。それが市川流。祭…
【『傷だらけの天使』(2)】
【『黄色い涙』(2)】 森本「市川さんの中ではフェリーニがどっかにあって、渾身の代表作だとぼくは思ってます。森さんと言ってたのは、役者じゃなくエピソードとしていようとっていうことです。エピソードが触れ合っていくのが面白い。エピソードが寄り添い…
大河ドラマ『黄金の日日』(1978)や『花の乱』(1994)、『淋しいのはお前だけじゃない』(1982)などで知られた巨匠脚本家・市川森一。その市川を回顧するシンポジウムが4月に2日連続で行われた。
【演出について】 山際永三監督も『帰ってきたウルトラマン』(1971)にて初参加。『帰マン』では、監督からプロデューサーに転身した円谷一社長とのやりとりもあったという。
この数年来、『相棒』シリーズ(2000〜)の現場での主演・水谷豊の独裁ぶりが報じられてきた。そんな報道もあって最近の水谷はすっかり『相棒』のイメージに染まってしまったけれども、以前にも映画『青春の殺人者』(1976)、テレビ『男たちの旅路』(1976…
【市川森一の人間像 (2)】 真船「プロテスタントはどっかの教会の教会員になる。市川さんは、麻布にあるぼくと同じ教会に移ってこられて。長崎の新聞に、天草四郎が徳川幕府に反逆したという小説を書いていらして(『幻日』〈講談社〉)それが終わったら教会…
【「悪魔と天使の間に…」(2)】 切通「『帰ってきたウルトラマン』(1971)は恐竜型(の怪獣)が多くて、でも途中で市川さんの脚本ですけど宇宙怪獣が出てきた(第18話「ウルトラセブン参上!」)。そして当時幼年誌に今度は宇宙人が出てくると。でも(第31話…
テレビ『淋しいのはお前だけじゃない』(1982)など多数の作品を遺して2011年に逝去した脚本家・市川森一。若き日の市川は『ウルトラセブン』(1967)や『帰ってきたウルトラマン』(1971)などウルトラシリーズのシナリオも執筆しており、『ウルトラマンエ…
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20111210-OYT1T00254.htm?from=yoltop 毒とロマンティシズム。 無残で味気なくて醜い現実への憎悪。 夢への憧憬と、夢を持つことのおそろしさ。 一筋縄ではいかない作家であった。