私の中の見えない炎

おれたちの青春も捨てたものじゃないぞ まあまあだよ サティス ファクトリー

映画

金子修介 × 港岳彦 × 花澄 トークショー レポート・『ゴールド・ボーイ』(2)

【原作と脚色 (2)】 金子「(『ゴールド・ボーイ』〈2024〉)原作では貧富の差があって、上流階級と下流の階級が出てくるわけですけど。中流の中の上流下流っていうか、中流でもついこないだまで下流だったのが事業に成功して大富豪になった層があって、一方…

金子修介 × 港岳彦 × 花澄 トークショー レポート・『ゴールド・ボーイ』(1)

沖縄の崖で主人公の男(岡田将生)は義理の両親を突き落として殺害。その所業を偶然に撮影した少年少女(羽村仁成、星乃あんな、前出燿志)は、強請って大金を得ようと企む。

なべおさみ トークショー レポート『吹けば飛ぶよな男だが』(2)

【香具師と『男はつらいよ』シリーズ】 自他ともに認めるなべ氏の代表作・出世作が『吹けば飛ぶよな男だが』(1968)。若い男の悲劇を描いた、山田洋次監督の傑作である。

なべおさみ トークショー レポート『喜劇 右むけェ左!』(1)

女性用下着メーカー外国課の5名(堺正章、犬塚弘、なべおさみ、田辺靖雄、大橋壮多)が自衛隊に体験入隊することになった。原野に埋蔵金が眠っていることを知った面々は、獲得のために奔走する。

小林信彦 トークショー レポート・『モロッコへの道』『シンガポール珍道中』『アフリカ珍道中』『アラスカ珍道中』『ミサイル珍道中』

船の爆発によりモロッコに漂着したふたりの男(ビング・クロスビー、ボブ・ホープ)。ふたりは美しい姫(ドロシー・ラムーア)をめぐって騒動を巻き起こす。

伊藤俊也 トークショー レポート・『女囚701号 さそり』『白蛇抄』『花いちもんめ』(3)

【『女囚701号 さそり』】 伊藤氏は『女囚701号 さそり』(1972)により監督デビュー。主題歌「怨み節」も作詞している。クエンティン・タランティーノ監督『キル・ビル Vol.1』(2003)と『キル・ビル Vol.2』(2004)でも引用された。

伊藤俊也 トークショー レポート・『赤い夜光虫』『任侠男一匹』『ごろつき』『関東緋桜一家』(2)

【助監督時代 (2)】 伊藤「いまは作品に関与したら機材を運ぶ運転手、主役を運ぶドライバーすらクレジットに出る世の中になってるんですけど、私が助監督のころはチーフ助監督だけしか名前をクレジットに出さなかったものですから、あのときセカンドは誰でサ…

伊藤俊也 トークショー レポート・『懲役十八年 仮出獄』『弾丸大将』『荒野の渡世人』(1)

映画『女囚701号 さそり』(1972)や『犬神の悪霊』(1977)、『誘拐報道』(1982)などで知られる伊藤俊也監督。

浦沢義雄 トークショー レポート・『名探偵コナン』『妖怪天国』『忍たま乱太郎』(4)

【アニメーションについて (2)】 最近は『名探偵コナン』(1996〜)での浦沢義雄脚本がネットなどで「トンチキ」だと話題をまいている。『コナン』のストーリーエディターを務める飯岡順一とは若いころからのつき合い(浦沢先生の初参加は2019年の「東京婆ー…

山﨑裕侍 × 是枝裕和 トークショー レポート・『ヤジと民主主義 劇場拡大版』(3)

【いまの報道 (2)】

山﨑裕侍 × 是枝裕和 トークショー レポート・『ヤジと民主主義 劇場拡大版』(2)

【ヤジ排除問題】 是枝「このヤジは、定時のニュースで知った案件ですか」

山﨑裕侍 × 是枝裕和 トークショー レポート・『ヤジと民主主義 劇場拡大版』(1)

2019年に札幌市内で応援演説をしていた安倍晋三首相(当時)にヤジを飛ばして警察に排除された男女(大杉雅栄、桃井希生)。そのふたりを追ったHBC北海道放送が2020年にドキュメンタリー番組を制作し、それを原型に制作されたのが映画『ヤジと民主主義 劇場…

原恵一 トークショー レポート・『ドラえもん』『エスパー魔美』(3)

【『ドラえもん』と『エスパー魔美』】 シンエイ動画入社後は藤子・F・不二雄原作のテレビ『ドラえもん』(1979~)の演出を意欲的に手がけた。

原恵一 トークショー レポート・『カラフル』(2)

【学生時代と就職】 原「親が映画好きだったっていうのもあって、ぼくが子どものころ、テレビで毎日いろんなテレビ局で日替わりで、主にアメリカ映画をやってたんですよ。吹き替え版でね。それを毎日、親といっしょに見ていて、映画にはまっていった。

原恵一 トークショー レポート・『カラフル』(1)

一度死んだはずの主人公は、自殺を図った中学生・真(声:冨澤風斗)に転生。そこで出会った真の母(声:麻生久美子)や父(声:高橋克実)、兄(声:中尾明慶)、同級生(声:宮崎あおい、南明奈)の思わぬ素顔を知ることになる。

高樹澪 × 北浦嗣巳 × 油谷誠至 × 高橋巌 × 古林浩一 × 清水厚 × 勝賀瀬重憲 トークショー “今だから語れる実相寺昭雄秘話” レポート(8)

【音楽関連の仕事 (2)】 勝賀瀬「音楽は映画から自立しなければならないと(実相寺昭雄監督から)よく聞きました。伴奏とか劇伴ではなくて、組曲をつくってくださいと松下(松下功)さんにおっしゃっていました。映像を見せてこれに音楽つけてくれってのは横…

高樹澪 × 北浦嗣巳 × 油谷誠至 × 高橋巌 × 古林浩一 × 清水厚 × 勝賀瀬重憲 トークショー “今だから語れる実相寺昭雄秘話” レポート・『屋根裏の散歩者』『D坂の殺人事件』『カラヤンとベルリンフィルのすべて』(7)

【衣装合わせの想い出】 実相寺昭雄監督は90年代に江戸川乱歩原作の『屋根裏の散歩者』(1994)、『D坂の殺人事件』(1998)を撮っている。

高樹澪 × 北浦嗣巳 × 油谷誠至 × 高橋巌 × 古林浩一 × 清水厚 × 勝賀瀬重憲 トークショー “今だから語れる実相寺昭雄秘話” レポート・『姑獲鳥の夏』『ユメ十夜』『シルバー假面』(6)

【『姑獲鳥の夏』】 『D坂の殺人事件』(1998)以来、実相寺昭雄が久々に撮った劇場映画がミステリー大作『姑獲鳥の夏』(2005)。

高樹澪 × 北浦嗣巳 × 油谷誠至 × 高橋巌 × 古林浩一 × 清水厚 × 勝賀瀬重憲 トークショー “今だから語れる実相寺昭雄秘話” レポート・『アリエッタ』『「堕落」 ある人妻の追跡報告』(5)

【エロス系の作品】 実相寺昭雄監督には『アリエッタ』(1989)などアダルト系の作品も多数ある。

高樹澪 × 北浦嗣巳 × 油谷誠至 × 高橋巌 × 古林浩一 × 清水厚 × 勝賀瀬重憲 トークショー “今だから語れる実相寺昭雄秘話” レポート・『帝都物語』『ウルトラQザ・ムービー 星の伝説』(3)

【『帝都物語』(3)】

高樹澪 × 北浦嗣巳 × 油谷誠至 × 高橋巌 × 古林浩一 × 清水厚 × 勝賀瀬重憲 トークショー “今だから語れる実相寺昭雄秘話” レポート・『帝都物語』(2)

【『帝都物語』(2)】 『帝都物語』(1988)ではまず脚本が岸田理生から林海象に交代し、主演も交代。

高樹澪 × 北浦嗣巳 × 油谷誠至 × 高橋巌 × 古林浩一 × 清水厚 × 勝賀瀬重憲 トークショー “今だから語れる実相寺昭雄秘話” レポート・『あさき夢みし』『帝都物語』(1)

テレビ『ウルトラマン』(1966)や『ウルトラセブン』(1967)、『ウルトラマンティガ』(1996)から映画『無常』(1971)やオペラ、アダルト系の演出まで多彩な才能を発揮して実相寺昭雄監督。助監督として支えた北浦嗣巳、油谷誠至、高橋巌、古林浩一、清…

伴一彦と君塚良一・『誰かが誰かに恋してる』『踊る大捜査線 THE MOVIE』(2)

シリーズの起爆剤となったネットコミュニティを、こともあろうに悪の巣窟として扱った『踊る大捜査線 THE MOVIE』(1998)。その逆転構造に関して、速水健朗は10年以上を経た時点でこう述べる。

伴一彦と君塚良一・『さよなら、小津先生』『踊る大捜査線』(1)

テレビから映画化されて大ヒットした『踊る大捜査線』シリーズ。脚本を手がけたのが君塚良一で、その君塚に『うちの子にかぎって…』(1984)などで知られる伴一彦が影響を与えたのではないかと筆者は想像している。

評伝 山田太一の生涯(1934-2023)

【青年時代】 1934年、浅草の食堂を営む庶民的な家族のもとに山田太一は生まれた。父と後妻とが対立するなど荒んだ家族から脱出して大学に進学した山田は、孤独に読書に耽った。同期の寺山修司とは頻繁に会って手紙を出し合うなど密に交流し、クラスメートと…

遠藤龍之介プロデューサーの軌跡・『どきんちょ!ネムリン』『勝手に!カミタマン』『もりもりぼっくん』『ジュニア・愛の関係』

2025年1月27日に行われたフジテレビの10時間記者会見にて、特にきびきびとした対応をみせたのが遠藤龍之介副会長(当時)であった。遠藤は80年代からさまざまな作品を制作しており、その歩みを簡単に追ってみたい。

対談 澤井信一郎 × 金子修介 “アイドル映画の撮り方”(2003)(3)

地雷映画? 監督の仕事の受け方 高原「アイドル映画というか、商業作品の発注を受けるときはどういう基準で受けるんですか?」

対談 澤井信一郎 × 金子修介 “アイドル映画の撮り方”(2003)(2)

対談 澤井信一郎 × 金子修介 “アイドル映画の撮り方”(2003)(1)

『野菊の墓』(1981)や『Wの悲劇』(1984)、『早春物語』(1985)などで知られ、2021年に逝去した澤井信一郎監督。澤井氏は若い役者が主演の作品を撮ることが多かったが、金子修介監督とアイドル映画について語り合った対談があるので以下に引用したい(金…

野村正昭が隠棲していたころ

さまざまな映画監督の若き日を追った『デビュー作の風景 日本映画監督77人の青春』(DU BOOK)は優れたルポルタージュだが、その著者・野村正昭がかつて、仕事が厭になったなどと記していて何となく印象に残っていた。調べてみると2007年に季刊誌「映画芸術…