私の中の見えない炎

おれたちの青春も捨てたものじゃないぞ まあまあだよ サティス ファクトリー

相米慎二

榎望(榎祐平)トークショー レポート・『真夏の地球』(1)

1980年代に長谷川和彦、井筒和幸、石井聰亙、相米慎二、黒沢清などの監督陣が集結して設立したディレクターズ・カンパニー。

榎戸耕史 トークショー “和の匠・美術監督 池谷仙克の映画” レポート・『さらば箱舟』『台風クラブ』(2)

【『さらば箱舟』について (2)】

寺田農 × 高橋巖 トークショー “和の匠・美術監督 池谷仙克の映画” レポート・『実相寺昭雄の不思議館/床屋』(4)

【池谷仙克について (2)】

寺田農 × 高橋巖 トークショー “和の匠・美術監督 池谷仙克の映画” レポート・『実相寺昭雄の不思議館/床屋』(3)

【「床屋」について (2)】

長谷川和彦 × 水谷豊 トークショー レポート・『青春の殺人者』(4)

【『青春の殺人者』までの道】 長谷川監督は東大時代にアメリカンフットボール部に所属した。

長谷川和彦 × 水谷豊 トークショー レポート・『青春の殺人者』(3)

【撮影現場の想い出 (2)】

寺田農 × 中堀正夫 × 高橋巖 トークショー レポート・『実相寺昭雄の世界 -ウルトラマン創作秘話-』(3)

【現場での想い出 (2)】 寺田氏は、実相寺監督は役者を育てなかったとよく語る。

木之元亮 トークショー(作家主義 相米慎二)レポート・『魚影の群れ』『ラブホテル』『雪の断章 情熱』『風花』(2)

【その他の相米慎二作品の想い出】 木之元「ぼくと農(寺田農)さんは多いですね。声のかけ方が面白くて「来ない?」「来いよ」とかそんな感じなんですね。台本見たらワンシーン。役名ないんです。

木之元亮 トークショー(作家主義 相米慎二)レポート・『ションベン・ライダー』(1)

やくざの抗争に巻き込まれた少年少女(永瀬正敏、河合美智子、坂上忍)の奇妙な冒険を描いた『ションベン・ライダー』(1983)。相米慎二監督の作品の中でも特に異色作で、見返す度にその不可思議な魅力にとらわれる。

柄本明 × 山根貞男 トークショー レポート・『ロケーション』(2)

【『ロケーション』について(2)】 森崎東監督『ロケーション』(1984)でのロケ隊は新宿を出発して、あちこち経由して福島へ。

寺田農 トークショー レポート・『ラブホテル』(5)

【相米作品と役者】

寺田農 トークショー レポート・『雪の断章 情熱』『風花』(4)

【その他の相米作品 (3)】

寺田農 トークショー レポート・『セーラー服と機関銃』『魚影の群れ』(3)

【その他の相米作品 (2)】

寺田農 トークショー レポート・『ラブホテル』『セーラー服と機関銃』(2)

【『ラブホテル』の想い出 (2)】

寺田農 トークショー レポート・『ラブホテル』(1)

にっかつロマンポルノ後期の傑作として知られる、相米慎二監督『ラブホテル』(1985)。

田中陽造 × 榎戸耕史 × 黒沢久子 トークショー レポート・『雪の断章 情熱』(3)

【監督たちの想い出 (2)】 鈴木清順監督と田中陽造脚本のコンビはテレビ『恐怖劇場アンバランス』(1969)の「木乃伊の恋」、映画『ツィゴイネルワイゼン』(1980)、『陽炎座』(1981)、『夢二』(1991)などを送り出した。

田中陽造 × 榎戸耕史 × 黒沢久子 トークショー レポート・『雪の断章 情熱』(2)

【『雪の断章』について (2)】 榎戸「東宝で参考試写をしようとなって、成瀬(成瀬巳喜男)の『乱れる』(1964)を見ました。ひとつの家で禁断の恋という話です。

田中陽造 × 榎戸耕史 × 黒沢久子 トークショー レポート・『雪の断章 情熱』(1)

金持ちの家でつらい思いをしていたみなし子の少女は、あるとき優しいふたりの男性(榎木孝明、世良公則)に引き取られた。10年後、成長した彼女(斉藤由貴)は殺人事件に巻き込まれる。

遠藤茂行 トークショーレポート・『セーラー服と機関銃』『探偵物語』『里見八犬伝』(1)

劇団の研究生である主人公(薬師丸ひろ子)は舞台「Wの悲劇」の端役とプロンプターに甘んじていた。あるとき「Wの悲劇」に出演中の大女優(三田佳子)の部屋で愛人(仲谷昇)が腹上死してしまい、主人公はそのスキャンダルを引き受けることによって大役に抜…

渡邊孝好監督 トークショー レポート・『君は僕をスキになる』(3)

【撮影現場のエピソード (2)】 渡邊「(『君は僕をスキになる』〈1989〉の)撮影は8月で真夏で、雪はない。この前の時代はカポックって言って発泡スチロールを雪に使ってたんですが、このころ手で溶ける泡のような雪ができて。でも公園の全面に雪を降らすの…

河合美智子 × 伊地智啓P トークショー レポート・『ションベン・ライダー』(2)

【撮影現場 (2)】 『ションベン・ライダー』(1983)のファーストシーンはやくざ(木之元亮、桑名将大)がプールを見ているところから始まって、河合美智子氏たちがプールでガキ大将(鈴木吉和)にいじめられ、暴走族が現れる件りを経て、ガキ大将がさらわれ…

河合美智子 × 伊地智啓P トークショー レポート・『ションベン・ライダー』(1)

さらわれたいじめっ子(鈴木吉和)を追う少年少女3人(永瀬正敏、河合美智子、坂上忍)は、横浜でやくざ(藤竜也)と出会い、覚醒剤をめぐる戦いに巻き込まれていく。

田中陽造 トークショー レポート・『セーラー服と機関銃』『ツィゴイネルワイゼン』(3)

【相米慎二監督の想い出 (2)】 田中陽造氏は、自身が参画していない相米作品もご覧になっている。 田中「田畑智子が子役のときに出た『お引越し』(1993)のとき、相米が「見てくれましたか!?」って元気に来て、ああ見たよって言ったら「ちゃんとカット割…

田中陽造 トークショー レポート・『セーラー服と機関銃』『魚影の群れ』(2)

【『セーラー服と機関銃』(2)】 組員のひとり(上田敏也)に「おふくろのにおいがする」と言われた主人公(薬師丸ひろ子)は、彼を抱きしめる。 田中「星泉は意識しないけど女であり、持っていた母性がばっと出ちゃう。

田中陽造 トークショー レポート・『セーラー服と機関銃』(1)

女子高生(薬師丸ひろ子)が弱小暴力団の組長になって活躍する映画『セーラー服と機関銃』(1981)は、この年の配給収入1位の大ヒット作。普通の娯楽映画かと思って何気なく見ると面食らうような趣向(長回し、渡瀬恒彦と風祭ゆきの濡れ場、ライティング、大…

中井貴一 × 榎戸耕史 トークショー(甦る相米慎二)レポート・『東京上空いらっしゃいませ』『お引越し』(2)

【出逢いと『東京上空』(2)】

中井貴一 × 榎戸耕史 トークショー(甦る相米慎二)レポート・『東京上空いらっしゃいませ』『お引越し』(1)

東京上空いらっしゃいませ。なんて魅力的な響きだろう(あ、そんなことない?)。まだ小学生だった若き日の筆者は、新聞のテレビ欄で映画『東京上空いらっしゃいませ』(1990)のタイトルを見つけて、その語感をいたく気に入った記憶がある(思えば、これが…

田畑智子 × 榎戸耕史 トークショー(甦る相米慎二)レポート・『お引越し』

故・相米慎二監督の特集上映 “甦る相米慎二” にて上映された『お引越し』(1993)は、両親の離婚を経て変わっていく小学生女子・レンコ(田畑智子)を描いた傑作である。脚本は、映画『サマーウォーズ』(2010)やテレビ『夜行観覧車』(2013)などで知られ…

相米慎二監督 インタビュー(1994)・『お引越し』

1993年に発表された故・相米慎二監督の映画『お引越し』は、両親(桜田淳子、中井貴一)を前に揺れる小学生女子(田畑智子)の心情と変容を描いて、公開直後からその年のベストワンと言われる評判であったという。筆者はこの度の特集上映 “甦る相米慎二” に…

田畑智子「『お引越し』のこと」(1994)

1994年のある日、何気なく雑誌を立ち読みしていた筆者は、ある女性の笑顔の写真に魅せられた。その大人っぽくステキな微笑にしばらく見とれていたのを覚えている(女性と言っても相手は13歳、こっちは12歳だったが)。それは映画『お引越し』により1993年度…