2018-12-01から1ヶ月間の記事一覧
【笠原和夫の作家性 (3)】
【笠原和夫の作家性 (2)】 高田「任侠映画はやむなくそういう世界に入ったけど、美意識を持っていたやったら受けたわけや。あの人の『博奕打ち 総長賭博』(1968)でも如実に出てますよ。血のつながりをぶち破るジレンマに目をつけて、書いた。肉親を殺すと…
【笠原和夫の人間像 (2)】 高田「ぼくは戦後派というか半端で、終戦で11歳。笠原さんは幼年学校ですから、一応戦争体験があって私よりひと世代前。食べるために映画会社に入って書いて、ひばり(美空ひばり)ちゃんをやったり、やくざ映画を書いたり。やくざ…
『仁義なき戦い』シリーズや『日本暗殺秘録』などで知られる巨匠脚本家・笠原和夫。