堀川とんこう
【モモ子シリーズ(2)】
【『傷だらけの天使』(3)】 工藤「市川さんはハッピーエンドのホームドラマは書かないと言われて。『傷だらけの天使』(1974)の最終回で水谷豊を殺すのも、刺されて死ぬのはかっこいい。風邪こじらせて肺炎で死ぬというのがみっともない。それが市川流。祭…
【『傷だらけの天使』(2)】
【『黄色い涙』(2)】 森本「市川さんの中ではフェリーニがどっかにあって、渾身の代表作だとぼくは思ってます。森さんと言ってたのは、役者じゃなくエピソードとしていようとっていうことです。エピソードが触れ合っていくのが面白い。エピソードが寄り添い…
大河ドラマ『黄金の日日』(1978)や『花の乱』(1994)、『淋しいのはお前だけじゃない』(1982)などで知られた巨匠脚本家・市川森一。その市川を回顧するシンポジウムが4月に2日連続で行われた。
【『男たちの旅路/車輪の一歩』(2)】 中村「山田さんとつき合いのあった若者たちが稽古場へも来てくれて、車椅子から降りたらどうするかとか。少女(斉藤とも子)のアパートが階段になってるので、どうするか。匍匐前進みたいにするのを、稽古場で自らやっ…
脚本家・山田太一の代表作としてよく挙がるのが『岸辺のアルバム』(1977)と『男たちの旅路』(1976〜1982)。
【撮影現場のエピソード (2)】 山田「橋爪(橋爪功)さんと吉行(吉行和子)さんの素晴らしいシーンで、吉行さんはバスで行かざるを得ない。吉行さんの表情、堀川さんの演出もよくて。 中井さんとギバ(柳葉敏郎)さんのシーンは殴り合いとして書いたんです…
【企画とテーマ(2)】
東日本大震災から3年を経た2014年、震災を描いたホームドラマ『時は立ちどまらない』が放送された。
【『丘の上の向日葵』(2)】 『丘の上の向日葵』は何度か、ほかの局の方もやらないかと言ってきて下さったんですが、なんか、しっくりしないところがあった。今度、堀川とんこうさん(プロデューサー)と話してて、とんこうさんとTBSのスタッフでやるのが一番…
山田太一先生の代表作のひとつである『岸辺のアルバム』(1977)の主題歌はジャニス・イアン「Will you dance?」。選んだのは堀川とんこうプロデューサーだった。