2016-09-01から1ヶ月間の記事一覧
【『早春スケッチブック』について】 何を軸にして書こうか。(かつては)生き方を問うとか、本当はどうかを問う時代でした。いまはファンタジーや快いもの、現実はそうはいかないから夢を見たいって作品も多い。でもあのころは、観念的な部分での議論、進歩…
【ホームドラマについて (2)】 (エッセイをヒントに書いた『それぞれの秋』〈1973〉では)課長になったとき、女房に遅すぎだと言われたと。奥さんは、会社が亭主を認めるのが遅いという意味で言ったけど、そういうふうにとってなくて恨んでた。
【映画界からテレビへ (2)】 (木下恵介監督の)『楢山節考』(1958)を撮影していて、研修で1週間だけついたんですね。その後が(木下監督の)『この天の虹』(1958)。北九州の小倉にある八幡製鉄所の躍進っていうのかな、それを描く。働いている人たちを。…
9月末、新宿にあるカルチャーセンターにて、脚本家・山田太一先生の講演が行われた。“ドラマで振り返る昭和”と銘打って、山田先生の代表作についての想い出が語られており、ファンは知っている話が多かったけれども、それほど大きくない部屋であったゆえか山…
【俳優陣について (2)】 孤門隊員の彼女・リコ(中丸シオン)の正体が明らかになるのは、『ウルトラマンネクサス』(2004)の前半の山場のひとつ。
【最終話の想い出 (2)】
【ストーリー展開と設定 (2)】
【撮影の裏話 (2)】 『ウルトラマンネクサス』(2004)にて、アベユーイチ監督はウルトラシリーズに初登板。
地球開放機構TLTの部隊・ナイトレーダーに入隊した孤門一輝隊員(川久保拓司)。モンスターと戦い、厳しい副隊長(佐藤康恵)に叱責される孤門の前には、謎の巨人・ウルトラマンも現れた。ハードな日々を過ごす彼の心の支えは交際中のリコ(中丸シオン)だが、…
1996年9月23日。 秋分の日で学校はなく、中学生の筆者は塾の模試をこなして、疲れきって帰宅。その夜には巨匠・大林宣彦監督のテレビ『三毛猫ホームズの推理』があり、録画をセットしようとテレビをつけた。
【『野火』のメイキング (2)】 塚本「リリー(リリー・フランキー)さんを刺す場面では、血しぶきが飛ぶ。見せるところと見せないところとの配分に気をつけました。ほんとに刺されるところは出さないけど、血しぶきは必要かなと。
大岡昇平の名作小説を映画化した、塚本晋也監督・主演『野火』(2015)。自主映画として制作され、ロードショー公開で好評を博したのちも全国行脚で上映が行われるという特異な経緯をたどった。その制作から興行を記録した『塚本晋也「野火」全記録』(洋泉…
古谷氏は、『ウルトラマン』(1966)でウルトラマンが怪獣にとどめを刺すのにも、思いを込めて演じた。
2016年は『ウルトラマン』(1966)のスタートから50年。いまだに絶大な人気を誇る『ウルトラマン』第1作の飯島敏宏監督と初代ウルトラマンのスーツアクターを務めた古谷敏氏のトークショーが、8月に鶴川にて行われた。トーク前に『ウルトラマン』と『ウルト…