2012-01-01から1年間の記事一覧
2012年に世を去った人の中で最も強い印象を筆者に残したのは、脚本家・映画監督の新藤兼人であった。
【製作過程】 高橋P「最初は『デッド・ゾーン』(1983)の雰囲気や『メメント』(2000)、『バタフライ・エフェクト』(2005)のような倒錯したイメージを考えていました。長谷川さんが倒錯した方なので(笑)。
主人公の平凡で気弱な大学生(福士蒼汰)は、ある日突然まばゆい光につつまれて拘束される。
【『EAST MEETS WEST』(2)】 真嗣「『ガメラ 大怪獣空中決戦』(1995)を日活の編集室で編集してたとき、当時はチェーンスモーカーだったからタバコを吸うスペースで吸ってたら、そこにきたない小柄な若者がいたんです。
【『ブルークリスマス』】 『ブルークリスマス』(1978)は岡本監督のキャリア中、おそらく唯一のSF作品。脚本は『北の国から』シリーズ(1981~2002)や『風のガーデン』(2008)などで知られる巨匠・倉本聰。
『独立愚連隊』(1959)などの映画作品で知られ、2005年に世を去った岡本喜八監督。
日本人なら誰もが知っている、国民的なキャラクター・ドラえもん。そのドラえもんは、2112年9月3日誕生という設定で、今年2012年に誕生100年前を迎えた。おめでとう!
(以下は山田先生のトーク)
日本を代表する脚本家・山田太一先生はもう評価などされ尽くしているような気がしていたけれども、実は山田作品の研究書というのは少なく、ファンはやや淋しい思いをしていたものであった。だが長谷正人『敗者たちの想像力 脚本家 山田太一』(岩波書店)が…
【若き日々】 鶴橋「ぼくは新潟の村上出身で光のない暗い町でした。中央大学へ入ったときは、故郷に水洗トイレを持ってこようなんて思っていた」 樋口「監督にとって創作の原点のようなものは?」
2012年6月29日に、銀座シネパトスにて木曜ゴールデンドラマ『魔性』(1984)の上映会と鶴橋康夫監督のトークショーが行われた。
原作:一色次郎 脚本:池端俊策、矢島正雄 演出:鶴橋康夫 音楽:坂田晃一 主演:浅丘ルリ子
(承前)AKB48の最新シングル「真夏のSounds good!」のPVは眼目は、後半でメンバーがビーチにて水着姿で踊るシーン。
発売一週間で161.7万枚を売り上げたという、AKB48の最新シングル「真夏のSounds good!」。今年あたりそろそろ終わるだろうとささやかれていたAKBブームだが、まだまだ勢いは衰えていないようで、メンバーや裏方たちの膂力には、大したものだと感嘆するほかは…
【石ノ森章太郎のお姉さん】 トキワ荘の住人であった石ノ森章太郎は早世した姉を慕っていて、石ノ森のエッセイ『章説 トキワ荘の春』(清流出版)にも姉のことが書かれている。『愛…しりそめし頃に…』(小学館)にも姉上は登場する。
最近は『怪物くん』(小学館)のテレビ化・映画化が話題の漫画家・藤子不二雄A氏は、漫画界の最長老(のひとり)の巨匠。いまも連載を3本抱えるという現役ぶりで、この3月に最新刊『愛…しりそめし頃に…』第11集(小学館)が発売された。3月30日、その刊行を…