私の中の見えない炎

おれたちの青春も捨てたものじゃないぞ まあまあだよ サティス ファクトリー

2015-12-01から1ヶ月間の記事一覧

対談 中島丈博 × 新藤恵美(2004)・『牡丹と薔薇』

2004年に大ヒットした昼ドラマ『牡丹と薔薇』。姉妹(大河内奈々子、小沢真珠)の愛憎を描く物語で、まず生まれる前の親たちの抗争から始まり、子ども時代から妙齢に達するまで壮絶な闘いが繰りひろげられる。

中島丈博 インタビュー(2002)・『真珠夫人』

昼ドラ最新作『新・牡丹と薔薇』(2015)も快調な脚本家・中島丈博。映画『祭りの準備』(1975)、テレビ『失楽園』(1997)などで不動の地位を築いた巨匠だが、2002年の昼ドラ『真珠夫人』のヒットによりトンデモ作家としての名声はさらに高まった(?)。

渡邊孝好監督 トークショー レポート・『君は僕をスキになる』(3)

【撮影現場のエピソード (2)】 渡邊「(『君は僕をスキになる』〈1989〉の)撮影は8月で真夏で、雪はない。この前の時代はカポックって言って発泡スチロールを雪に使ってたんですが、このころ手で溶ける泡のような雪ができて。でも公園の全面に雪を降らすの…

渡邊孝好監督 トークショー レポート・『君は僕をスキになる』(2)

【斉藤由貴はじめ俳優陣について】 渡邊「売れっ子アイドルだったけど、彼女(斉藤由貴)は敬虔なクリスチャンで、考え方が堅いというか箱入り娘みたいなところがあって、だったら(『君は僕をスキになる』〈1989〉の)役の中でも地を出せばいいと話してまし…

渡邊孝好監督 トークショー レポート・『君は僕をスキになる』(1)

バブル経済の華やかなりしころ、女性ふたり(山田邦子、斉藤由貴)の友情と恋のさやあてを描いた佳作『君は僕をスキになる』(1989)。

原恵一 × 橋口亮輔 トークショー レポート・『百日紅』『恋人たち』(3)

【実写とアニメーション (2)】 橋口「『はじまりのみち』(2013)を見ると、風景の切り取り方がアニメのときと同じですね。『河童のクゥと夏休み』(2007)によく似ていて」

原恵一 × 橋口亮輔 トークショー レポート・『百日紅』『恋人たち』(2)

【『百日紅』の表現 (2)】 原「『恋人たち』(2015)は久々にすごいのを見たなって。橋口さんとはその後にお会いする機会もあったから、橋口さんの環境のことは聞いてました。それが昇華されたんだって。こんなに切実で、強くて優しい。

原恵一 × 橋口亮輔 トークショー レポート・『百日紅』『恋人たち』(1)

葛飾北斎の娘・お栄を主人公にした、原恵一監督のアニメーション映画『百日紅 ~Miss HOKUSAI~』(2015)。『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』(2001)、『河童のクゥと夏休み』(2007)などで知られる原監督の新境地となった。

肝付兼太 トークショー “Pump Up!!” レポート・『ジャングル黒べえ』(2)

【若き日の想い出(2)】 ラジオ聴いてると“ただいまの出演、どこどこ劇団”ってのが多い。こういうとこに潜り込むと、もしかしておこぼれがと。

肝付兼太 トークショー “Pump Up!!” レポート・『ジャングル黒べえ』(1)

ピリミー族の子ども・黒べえ(声:肝付兼太)がジャンボジェットにしがみついて、アフリカから日本へやって来た。魔法や呪術を使える黒べえは、偶然出会った少年・しし男(声:杉山佳寿子)の家に住み、騒動を巻き起こす。

長谷川和彦監督 トークショー レポート・『にっぽん戦後史 マダムおんぼろの生活』 (3)

【『にっぽん戦後史 マダムおんぼろの生活』(2)】 長谷川「(ニュース映像に出てくる)皇太子ご成婚に石を投げた青年を追っかけたら、当時新宿の喫茶店でマスターをやってた。でもそっちの方向を今平は投げたな。

長谷川和彦監督 トークショー レポート・『にっぽん戦後史 マダムおんぼろの生活』 (2)

【『神々の深き欲望』(2)】 長谷川「(沖縄ロケは)2年目で、1年目のこと知らないまま現場へ行って、制作部でなくて総務。若い衆と雑魚寝した。でも逃げたり金策行ったりで(スタッフが)いないから、おれが制作部のトップ。何千万ドルの制作費を持って、み…

長谷川和彦監督 トークショー レポート・『にっぽん戦後史 マダムおんぼろの生活』 (1)

『青春の殺人者』(1976)、『太陽を盗んだ男』(1979)という2本の名作により映画史に名を遺す長谷川和彦監督(『太陽を盗んだ男』は『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』(2009)にサントラが引用されたのでそれでご存じの方もいるだろう)。その長谷川氏が若…

満田かずほ監督 × 江村奈美 トークショー レポート・『マイティジャック』『戦え!マイティジャック』(3)

【『戦え!マイティジャック』の俳優陣】 『戦え!マイティジャック』(1968)では南廣や二瓶正也が前作から続投。江原氏や渚健二、山口暁が加入した。

満田かずほ監督 × 江村奈美 トークショー レポート・『マイティジャック』『戦え!マイティジャック』(2)

【『戦え!マイティジャック』の現場】

満田かずほ監督 × 江村奈美 トークショー レポート・『マイティジャック』『戦え!マイティジャック』(1)

円谷プロダクションにて『ウルトラマン』(1966)や『ウルトラセブン』(1967)など初期のウルトラシリーズの名エピソードを手がけ、『セブン』では名作の誉れ高い最終回「史上最大の侵略」を撮った満田かずほ監督。ほかにも『快獣ブースカ』(1966)や『ウ…

宮崎駿 トークショー “トトロのふるさと基金 25年の歩みとこれから” レポート(2)

宮崎「情勢はいつか変わると思っていたら、ほんとに変わって31号地まで来た。これは100号まで行くかな(笑)。地元に住んでる人間で管理していろいろな人が自分の近所の森を大事にしていく。

宮崎駿 トークショー “トトロのふるさと基金 25年の歩みとこれから” レポート(1)

宮崎駿監督の名作アニメーション映画『となりのトトロ』(1988)の公開から2年後、『トトロ』の舞台となった狭山丘陵周辺を開発から守るために、ナショナルトラストの運動体 “トトロのふるさと基金” が発足した。1991年に “トトロの森1号地” が取得され、現…