私の中の見えない炎

おれたちの青春も捨てたものじゃないぞ まあまあだよ サティス ファクトリー

浦沢義雄 発言(インタビュー)録(3)

 月刊誌「アニメージュ」には、詳細なロングインタビューが載った。脚本家デビューのころについても語られた貴重な内容である(聞き手は小黒祐一郎氏)。

 

——ずっと前から浦沢さんって、どんな人なんだろうって気になっていました。『新ルパン』の時からのファンなんです。

 

浦沢 僕のデビュー作ですよ。

 

——ええ。「カジノ島・逆転また逆転」ですよね。それ以前の事から、お伺いしたいんですけども。そもそも、脚本家を志していたんですか?

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浦沢義雄 発言(インタビュー)録(2)

 あんまり怠けてるから、荒戸源次郎さんが映画撮らせようとして、大和屋(引用者註:大和屋竺さんのためにホン二本書いた。その時も大和屋さん意気地がないからダメになったけど。内容? 説明するとバカみたいだから。一本は犯罪者モノ。カッコ悪く、農協襲う話。もう一〇年くらい前。結構二本ともさ、荒戸さんのOKは出たし、資金も低予算で、大和屋さんもヒマで遊んでんだから、普通やると思うでしょ? やんないの。自分の方から行くってのがない。大和屋さん口じゃスラップスティックやりたいって言うんだけど、いざ撮るとなると向いてないんだよ。素養あると思えないよ。ギャグなんて。

 ナントカ論とか、映画観て批評したりするのが好きだった。そういうの優れてたんじゃないの。映画観てもっともらしく言うタイプ。

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浦沢義雄 発言(インタビュー)録(1)

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 映画『がんばれいわ!! ロボコン』(2020)のクレージーさが話題の、巨匠脚本家・浦沢義雄。にわかに湧き起こった浦沢ブームを記念して、過去のインタビュー記事をいくつか引用したい。

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山田太一 講演会(フェリス・フェスティバル '83)(1983)(7)

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 SFについてどう思うかというご質問ですけれども…。

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山田太一 講演会(フェリス・フェスティバル '83)(1983)(6)

 学生時代、寺山修司と友達だったそうだけれども、彼についてどう思うかというお話でしたが…。

 これは同級生だから知りあったんで、本当に自然発生的な友達ですよね。全然関係ない人間が求めあって、どこかで会ったというんじゃなくてね、同級生で仲良かったんです。今出てる「現代詩手帖」で、伊丹十三さんと対談してるときにちょっと言ったんですけど、お読みになっていない方が多いと思いますので、ちょっと言いますと…。

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