2022-01-01から1年間の記事一覧
【池谷仙克について (2)】
【「床屋」について (2)】
【『不思議館』の想い出 (2)】
映画『陽炎座』(1981)や『台風クラブ』(1985)、『ホームカミング』(2011)、テレビ『シルバー仮面』(1971)など多数の作品で先鋭的な仕事を手がけた美術デザイナー・池谷仙克。10月に吉祥寺にて特集上映 “和の匠・美術監督 池谷仙克の映画” が行われた…
【55年前の想い出】 ここで『ウルトラセブン』(1967)に主演した森次晃嗣氏が登場。
テレビ『ウルトラセブン』(1967)が今年で55周年を迎える。記念プロジェクトとして『セブン』のうちの5本が4Kリマスターで上映され、55年前に第1話が放送された10月1日に池袋でトークイベントも行われた。主演でモロボシダン役の森次晃嗣、映画『シン・ウ…
【『周遊する蒸気船』について(2)】 そのウィル・ロジャースがどのような雰囲気を持ち、何を演じたか。判事や医者を演じましたけれども、この作品(『周遊する蒸気船』〈1935〉)では船長役を演じております。
【『周遊する蒸気船』について(1)】 19世紀のミシシッピー川で、青年(ジョン・マクガイア)が無実の罪をかけられた。彼の無実を証明するために叔父の船長(ウィル・ロジャース)と婚約者(アン・シャーリー)が立ち上がる。
【現場の想い出 (2)】 金子「(『毎日が夏休み』〈1994〉では)学校の廊下をバレエしながら走っていくシーンで、空中でくるっと一回転してスカートだけど見えない。超人のようで見事でした」
中学生・スギナ(佐伯日菜子)は母(風吹ジュン)や再婚相手の成雪(佐野史郎)と暮らしている。真面目に学校に通うふりをしているが、実は登校拒否していた。しかし成雪も秘密で会社を退職しており、ふたりは自宅で何でも屋を開業する。
【田村高廣について (2)】 白井「今回上映できなかったものでは『女の園』(1954)は高廣さんのデビューで、いい役でね。優しい青年が高峰秀子の恋人で追いつめられていく。俳優をやろうなんて思ってない人が、素のままの自分を出すことで作品の力になる。そ…
【映画初期と阪東妻三郎 (2)】 白井「阪妻さんのやったことはものすごく…。高廣(田村高廣)さんが書いた阪妻さんについての本があって、父親の部屋の押し入れに本が積んであって、見たら発禁の本で持ってたら罪になるようなものがうず高く積んであったと。…
『無法松の一生』(1943)などの時代劇スター・阪東妻三郎と子息の田村高廣。この両者の特集上映 “阪東妻三郎 田村高廣 永遠の親子鷹” が阿佐ヶ谷であり、7月に映画評論家・白井佳夫氏のトークも行われた。
【文章の長さについて】 山根「長い文章だとたくさん書けるから上野さんがいきいきと書いてるのが判ります」
【上野批評の特性 (3)】 山根「(『黄昏映画館 わが日本映画誌』〈国書刊行会〉では)大島渚について書いた文章は多いですね。でも何本も書いたなら作品や姿勢を支持するのかと思ったら、反感とまではいかなくてもちょっと違うんじゃないですかっていうのも…
【上野批評の特性 (2)】
『魯迅』(三一書房)や『映画全文』(リトルモア)などの著作、伊地智啓プロデューサーの『映画の荒野を走れ プロデューサー始末半世紀』(インスクリプト)といった編著のある評論家・上野昂志。
【第8シリーズ (2)】
1985年から1991年にかけてNHKで放送された朗読番組『テレビ文学館』。文学作品を俳優が朗読して作品の舞台となった土地の映像が流れ、登場人物はイラストで描かれる。フェードイン・フェードアウトでゆったりした映像と老練な朗読とが独特の印象をもたらすシ…
傑作ドラマ『シャツの店』(1986)の舞台となった東京・中央区。主にはセットだがロケ映像も差し挟まれている(撮影は1985年7月から9月にかけて行われた)。 【中央区湊】 第1話
【『青春の殺人者』までの道】 長谷川監督は東大時代にアメリカンフットボール部に所属した。
【撮影現場の想い出 (2)】
【ふたりの初顔合わせ (2)】
彼女(原田美枝子)との交際を両親(内田良平、市原悦子)に反対された青年(水谷豊)は、ふたりを殺してしまう。死体を遺棄して、主人公は彷徨をつづけるのだった。
【『もぎりさん』】
アニメちゃん(山田ふしぎ)とマンガくん(岡田二三)の姉弟が壁にイラストを描いたら、宇宙の電波の影響でその絵からブースカ、カネゴン、ピグモンが実体化。3匹が騒動を巻き起こす。
ガイド本『NHK大河ドラマストーリー 花の乱』(NHK出版)には『花の乱』(1994)の出演俳優のインタビューが多数掲載されている。三田佳子など主演級は自身の役柄について所見を述べているけれども、あまりなじみのない室町時代が舞台ということもあってドラ…
1994年に放送されたNHK大河ドラマ『花の乱』(1994)。室町時代を舞台に応仁の乱を描いた異色作で、幼い筆者はこの作品を面白く見ていたのだが、放送直前に出演者の島田陽子が降板するアクシデントがあった。四半世紀を経たいま、改めてこの問題に触れてみた…
【ウルトラマンというフィクション】
【中盤以降の『エース』(2)】 白石「『仮面ライダー』(1971)の敵と違って(『ウルトラマンエース』〈1972〉の)ヤプールは何がしたいんだかもよく判らない。そのあたりは演じていていかがでしたか」 沖田「いろんな超獣が出たんだけど1回も会ったことはな…