2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧
他者に対する根源的な信頼っていうのは成立するか、ということが、いつも、ぼくの作品のテーマです。だから、群像劇が多くなる。
脚本家の君塚良一が映画のシナリオについて批評した『脚本(シナリオ)通りにはいかない』(キネマ旬報社)。ただべた誉めしているだけのものも混じっているが、的確に感じられる論考もあり、あなどれない1冊である。
【木下惠介監督の想い出 (2)】 小倉「木下監督を偲んで、松原信吾と三村晴彦と何故か小倉一郎で「キネマ旬報」で鼎談したんですよ。そのとき聞いたのは、ロケハンで木下さんはベンツに乗って、助監督は他の車で県道と国道を勘違いして迷っちゃった。それで木…
【木下惠介監督の想い出 (1)】 飯島「木下惠介プロをつくったころの木下さんは、いまのぼくよりずっと若い。還暦かな。スタートしたパーティは、還暦のお祝いだったの。
【『冬の雲』(2)】 飯島「(『冬の雲』〈1971〉の)1回目の本読みが終わった後の稽古場で、木下(木下惠介)さんが「飯島くん、相談がある。あの人、どうしても違うんだけど」って。それが早川保さん。お詫びして降りていただいて、その代わり別の番組に出て…
【『泣いてたまるか』(2)】 仲「前田吟さんがミリタリールックだよ」
木下惠介脚本『冬の雲』(1971)のプロデュースなど、多数のテレビ・映画作品を手がけた飯島敏宏。