2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧
【『青いソラ白い雲』(2)】 修介「(『青いソラ白い雲』〈2012〉)明るい気持ちになるかと思って(編集して)つなげてみたら、空を見上げたら放射能だらけ(笑)。これで明るい気持ちになるのかな。
アメリカに住んでいたお嬢さま育ちの主人公(森星)が帰国すると、父(渡辺裕之)は逮捕され、東日本大震災が発生。彼氏(近江陽一郎)から被災犬・ソラを託された主人公の奇妙な冒険が始まる。
【笠原和夫の人間像】
【仕事の方法論】 荒井「(笠原脚本を)やっぱり読むと自信なくなるよね(一同笑)。とても書けないなあと。全部が傑作ということじゃないと思うけどね。プロっていうのは妥協点をどっかでさがすんだなということが見えるホンもあるし、ほんとに書きたいこと…
【『昭和の劇』】 吉田「1999年から『昭和の劇』(太田出版)のインタビューが始まります。山根(山根貞男)さんが深作欣二監督にインタビューしてると聞いたのがきっかけと」 荒井「何でインタビューは監督なんだ、いつもっていう。おれが脚本家の本つくっ…
『仁義なき戦い』シリーズで知られる脚本家・笠原和夫の選集『笠原和夫傑作選』(国書刊行会)。
舞台『ビビを見た!』(2019)では、目が見えなくなった人びとを演じる役者陣は、実際に目隠しされている。
大海赫の傑作童話を舞台化した『ビビを見た!』(2019)。唯一無二の原作世界にさまざまな趣向・技巧を駆使して挑戦しており、原作の読者としてああこうなるのかと素直に感嘆した。
松井「大海さんが普段何を考えているというか、哲学的なことを考えられていた時期があったんでしょうか」
松井「文章を書かれてから絵を思いつくんでしょうか」 大海「頭の中にイメージが湧いてくる。それを筆記するだけで間に合わない。考えてる暇がないです」 松井「絵のほうに文字が書いてあることもありますよね。『ビビを見た!』(復刊ドットコム)に特急コ…
大海赫の傑作童話『ビビを見た!』(復刊ドットコム)。伝説的・衝撃的な作品が刊行から45年を経て、神奈川芸術劇場にて舞台化されている。
【創作について(2)】
【『吹けば飛ぶよな男だが』(3)】
【『吹けば飛ぶよな男だが』(2)】
チンピラの主人公(なべおさみ)と仲間(佐藤蛾次郎)は、家出した若い女(緑魔子)をつれて逃げた。彼女は妊娠しており、主人公は彼女を思いやりながらも、取り返しのつかない事態を引き起こしてしまう。