私の中の見えない炎

おれたちの青春も捨てたものじゃないぞ まあまあだよ サティス ファクトリー

2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

佐伯孚治 インタビュー “わが映画人生と組合体験” (2010)(4)

仕事を干されているあいだ、子供の学費が出せなくなって、印刷工場の夜勤をやったこともありました。大きな紙をそろえるのもうまくなったんですが、その現場の主任をやってくれと言われてやめました。それとTBSのラジオの構成台本も4年か5年やりました。最初…

佐伯孚治 インタビュー “わが映画人生と組合体験” (2010)(3)

助監督時代

佐伯孚治 インタビュー “わが映画人生と組合体験” (2010)(2)

「就労排除」対「自主制作」

佐伯孚治 インタビュー “わが映画人生と組合体験” (2010)(1)

テレビ『帰ってきたウルトラマン』(1971)や『ペットントン』(1983)、『どきんちょ!ネムリン』(1984)、『おもいっきり探偵団覇悪怒組』(1987)、『美少女仮面ポワトリン』(1990)など幾多の特撮ドラマを撮った名匠・佐伯孚治監督(2018年逝去)。デ…

「怪獣使いと少年」についての二、三の事柄・橋本洋二と東條昭平(2)

「ウルトラマンではチャランポランはできない。後に東映の戦隊ヒーローを監督しましたが、あっちの方はもっとコミックにしたり、崩していい世界なんですね。ウルトラマンは、やはり他のヒーローに比べれば一段も二段も上の存在ですね、僕にとって」(『怪獣…

「怪獣使いと少年」についての二、三の事柄・橋本洋二と東條昭平(1)

2020年1月初旬、脚本家の上原正三が逝去した。『ウルトラセブン』(1967)や『怪奇大作戦』(1968)、『秘密戦隊ゴレンジャー』(1975)、『宇宙刑事シャリバン』(1983)など幾多の傑作・ヒット作を送り出した巨匠だが、代表作として語り継がれたのが『帰っ…

対談 別役実 × 岩松了 “2大作家がチェーホフを語り尽くす!”(2004)・『千年の三人姉妹』(3)

“何でもない時間” を最初に劇の俎上に上げた人 岩松 やっぱりチェーホフは、演劇の流れから言うと、かなり画期的な劇作家になるんですか?

対談 別役実 × 岩松了 “2大作家がチェーホフを語り尽くす!”(2004)・『千年の三人姉妹』(2)

地下道で暮らす人たちの三人姉妹 岩松 ところで、別役さんは最初から『三人姉妹』がいいなと思っていたんですか? 『かもめ』や『桜の園』ではなく? 別役 『三人姉妹』がいいなと思ってましたね。要するに僕は、チェーホフを翻案したかったんですよ。そのま…

対談 別役実 × 岩松了 “2大作家がチェーホフを語り尽くす!”(2004)・『千年の三人姉妹』(1)

アントン・チェーホフ没後100周年を記念して上演された、別役実作『千年の三人姉妹』(2004)。そのパンフレットに、別役と岩松了の両氏の対談が掲載された。

別役実 インタビュー(2004)・『千年の三人姉妹』(2)

——やはりその影響下にはあったと?

別役実 インタビュー(2004)・『千年の三人姉妹』(1)

アントン・チェーホフの没後100周年に、劇作家・別役実がチェーホフの『三人姉妹』を翻案した『千年の三人姉妹』(2004)を発表した。音楽は東儀秀樹で、タイトルロールの三姉妹は別役夫人の楠侑子、三田和代、吉野佳子が演じている。

恩地日出夫 × 荒井晴彦 トークショー レポート・『めぐりあい』『昭和元禄 TOKYO196X年』『傷だらけの天使』(3)

【監督歴の回想 (2)】 『めぐりあい』(1968)での雨のトラックのシーンはよく知られている。

恩地日出夫 × 荒井晴彦 トークショー レポート・『女体』『あこがれ』『めぐりあい』(2)

【『女体』について (2)】 荒井「この牛殺しのシーンで叩かれて、評価もされず。ぼくは牛を殺したっていう記事を読んだ覚えがあるんですね。そんなに批判されることかな。きょう見てもそんなにすごくない」 恩地「ヤコペッティに比べればどうってことないよ…

恩地日出夫 × 荒井晴彦 トークショー レポート・『女体』(1)

いまは平凡に暮らす主婦(団令子)。彼女はふと、戦後の闇市を駆け抜けた時代を回想する。