私の中の見えない炎

おれたちの青春も捨てたものじゃないぞ まあまあだよ サティス ファクトリー

2022-10-01から1ヶ月間の記事一覧

金子修介 × 佐伯日菜子 トークショー レポート・『毎日が夏休み』(2)

【現場の想い出 (2)】 金子「(『毎日が夏休み』〈1994〉では)学校の廊下をバレエしながら走っていくシーンで、空中でくるっと一回転してスカートだけど見えない。超人のようで見事でした」

金子修介 × 佐伯日菜子 トークショー レポート・『毎日が夏休み』(1)

中学生・スギナ(佐伯日菜子)は母(風吹ジュン)や再婚相手の成雪(佐野史郎)と暮らしている。真面目に学校に通うふりをしているが、実は登校拒否していた。しかし成雪も秘密で会社を退職しており、ふたりは自宅で何でも屋を開業する。

白井佳夫 トークショー “阪東妻三郎 田村高廣 永遠の親子鷹” レポート(3)

【田村高廣について (2)】 白井「今回上映できなかったものでは『女の園』(1954)は高廣さんのデビューで、いい役でね。優しい青年が高峰秀子の恋人で追いつめられていく。俳優をやろうなんて思ってない人が、素のままの自分を出すことで作品の力になる。そ…

白井佳夫 トークショー “阪東妻三郎 田村高廣 永遠の親子鷹” レポート(2)

【映画初期と阪東妻三郎 (2)】 白井「阪妻さんのやったことはものすごく…。高廣(田村高廣)さんが書いた阪妻さんについての本があって、父親の部屋の押し入れに本が積んであって、見たら発禁の本で持ってたら罪になるようなものがうず高く積んであったと。…

白井佳夫 トークショー “阪東妻三郎 田村高廣 永遠の親子鷹” レポート(1)

『無法松の一生』(1943)などの時代劇スター・阪東妻三郎と子息の田村高廣。この両者の特集上映 “阪東妻三郎 田村高廣 永遠の親子鷹” が阿佐ヶ谷であり、7月に映画評論家・白井佳夫氏のトークも行われた。

上野昂志 × 山根貞男 トークショー レポート・『黄昏映画館 わが日本映画誌』(4)

【文章の長さについて】 山根「長い文章だとたくさん書けるから上野さんがいきいきと書いてるのが判ります」

上野昂志 × 山根貞男 トークショー レポート・『黄昏映画館 わが日本映画誌』(3)

【上野批評の特性 (3)】 山根「(『黄昏映画館 わが日本映画誌』〈国書刊行会〉では)大島渚について書いた文章は多いですね。でも何本も書いたなら作品や姿勢を支持するのかと思ったら、反感とまではいかなくてもちょっと違うんじゃないですかっていうのも…

上野昂志 × 山根貞男 トークショー レポート・『黄昏映画館 わが日本映画誌』(2)

【上野批評の特性 (2)】

上野昂志 × 山根貞男 トークショー レポート・『黄昏映画館 わが日本映画誌』(1)

『魯迅』(三一書房)や『映画全文』(リトルモア)などの著作、伊地智啓プロデューサーの『映画の荒野を走れ プロデューサー始末半世紀』(インスクリプト)といった編著のある評論家・上野昂志。