私の中の見えない炎

おれたちの青春も捨てたものじゃないぞ まあまあだよ サティス ファクトリー

2024-01-01から1年間の記事一覧

浦沢義雄 発言(インタビュー)録(8)

言葉として好き、根拠なく嫌い ――『たまご和尚』などで、「同情が好き」というようなフレーズがありますが。

浦沢義雄 発言(インタビュー)録(7)

『ペットントン』(1983)や『どきんちょ!ネムリン』(1984)などの東映不思議コメディーシリーズやアニメ『忍たま乱太郎』(1993)などで知られる浦沢義雄先生。2013年2月に「京都の某ホテルにて」行われたという浦沢先生のインタビューを以下に引用したい…

風吹ジュン × 山崎裕 トークショー レポート・『ラ・カチャダ』(2)

【作品について (2)】 山﨑「この作品(『ラ・カチャダ』〈2019〉)の前に劇団はひとつ舞台をやってたみたいです。その次に母親がテーマでもっと長い作品をやろうということで動き出した。既に少し始まっていたところに監督が参加して(ドキュメンタリー制作…

風吹ジュン × 山崎裕 トークショー レポート・『ラ・カチャダ』(1)

エルサルバドルのシングルマザー5人が劇団 “ラ・カチャダ” を立ち上げた。その演劇は彼女たち自身の現実の人生、虐待や暴力や貧困を直裁に投影したものだった。

大森一樹 インタビュー “いい表現とは観客の視点で作ること”(2009)

映画『ヒポクラテスたち』(1980)、『すかんぴんウォーク』(1984)、『「さよなら」の女たち』(1987)、『ゴジラvsビオランテ』(1989)など多彩な作品を連打した故・大森一樹監督。大森氏は大阪芸術大学教授で映像学科長も務めていた。その時期の思いを…

山田太一インタビューがスタジオジブリ広報誌「熱風」にて連載スタート

2017年から2023年まで、山田太一先生(昨年11月に逝去)の全作品インタビューが行われています。

是枝裕和 トークショー レポート・『もう一つの教育 伊那小学校春組の記録』(3)

【ドキュメンタリーとローラ(2)】 『もう一つの教育 伊那小学校春組の記録』(1991)の後半には、ローラをもとの飼い主の方に戻すか戻さないかについての討議がある。

是枝裕和 トークショー レポート・『もう一つの教育 伊那小学校春組の記録』(2)

【伊那小学校春組の学習(2)】

是枝裕和 トークショー レポート・『もう一つの教育 伊那小学校春組の記録』(1)

最近は『ベイビーブローカー』(2022)や『怪物』(2023)などで知られる是枝裕和監督。是枝氏は20代のころに、長野県にある伊那小学校春組に2年半通ってドキュメンタリー『もう一つの教育 伊那小学校春組の記録』(1991)を撮った。

原恵一 × 辻村深月 トークショー レポート・『かがみの孤城』(2)

【不登校について】

原恵一 × 辻村深月 トークショー レポート・『かがみの孤城』(1)

中学生のこころ(声:當真あみ)はいじめが原因で不登校に。ある日、鏡に吸い込まれたこころは謎の孤城に迷い込み、リオン(声:北村匠海)ら同じく不登校の少年少女に出会った。孤城は仮面をつけた女性・オオカミさま(声:芦田愛菜)が君臨する不可思議な…

山田太一 インタビュー(2006)・『異人たちとの夏』(2)

――山本周五郎賞の審査員もされていましたね。

山田太一 インタビュー(2006)・『異人たちとの夏』(1)

山田太一原作のイギリス映画『異人たち』(2023)が公開された。原作となったファンタジー小説『異人たちとの夏』(新潮文庫)により山田先生は1988年度の山本周五郎賞を受賞。そのときの経緯のほか、ファンタジーなどに関して語られたインタビューが、2006…

石井隆 インタビュー “「現場では大ヒンシュク、毎日孤立していました」異業種監督のパイオニア的存在”(2015)・『GONINサーガ』

『死んでもいい』(1992)や『ヌードの夜』(1993)などで高い評価を受けた石井隆監督。その中で特に人気の高いのが『GONIN』(1995)である。2015年に続編『GONINサーガ』が発表され、公開時のインタビューを(いまは読めなくなっているゆえ)以下に引用し…

「ユリイカ」山田太一特集号に寄稿

「ユリイカ」2024年4月号(青土社)が、昨年11月に逝去した山田太一先生を特集しています。

寺田農 インタビュー(2011)・『仮面ライダーW』(2)

冴子なんて段々と落ちぶれて、街のホームレスになっていくんじゃないか、なんてことも実は親父としては心配なんだろうし、本当にあの家は悩みが絶えません(笑)。

寺田農 インタビュー(2011)・『仮面ライダーW』(1)

テレビ『仮面ライダーW』(2009)にて悪のボス・園咲琉兵衛を演じた寺田農。その怪人体のフィギュアが発売されたのを記念して、2011年に寺田のインタビューが石森プロのサイトに掲載された。寺田氏は2024年3月に逝去したので、追悼として以下に引用したい。

池端俊策 講演会 “脚本家の仕事” レポート・『麒麟がくる』(4)

【日本の立ち位置 (2)】 ドラマをつくるときは自分の生きている時代を意識したり吸収したりしながらつくる。人間は時代と切り離せないもので、社会と全く隔離されて生きるなんていうのはリアリティを持たない。その時代の中で犯罪や恋愛や家庭崩壊があったり…

池端俊策 講演会 “脚本家の仕事” レポート・『麒麟がくる』(3)

【明智光秀の人物像】

池端俊策 講演会 “脚本家の仕事” レポート・『麒麟がくる』(2)

【大河ドラマの企画段階 (2)】 そしたらプロデューサーは喫茶店の片隅で「(『麒麟がくる』〈2020〉の)光秀(明智光秀)役は誰ですか!?」。気が早いね(一同笑)。

池端俊策 講演会 “脚本家の仕事” レポート・『麒麟がくる』(1)

本能寺の変で織田信長を討った明智光秀。その生涯を描いた意欲的な大河ドラマ『麒麟がくる』(2020)。脚本を手がけた池端俊策氏は『昭和四十三年 大久保清の犯罪』(1983)や『仮の宿なるを』(1983)、『夏目漱石の妻』(2016)などでも知られる名匠である…

蓮實重彦 トークショー レポート・『情婦マノン』(2)

そのようなところで私が映画をじっと見ているうちに、顔面神経麻痺というものにかかってしまい、あるとき水を飲んだら全部左の口から出て来る。これはどうしたことかと病院にまいりました。不幸なことに東大病院だったんですけれども「ああいけない。顔面神…

蓮實重彦 トークショー レポート・『情婦マノン』(1)

1944年、偶然出会った娼婦・マノン(セシル・オーブリー)に魅せられたロベール(ミシェル・オークレール)。奔放なマノンはやがて身を持ち崩し、ふたりは破滅へ向かっていく。

高橋洋 × 塩田明彦 トークショー レポート・『ザ・ミソジニー』(3)

【神秘とは何か】 塩田「「すべては神秘に始まり政治に終わる」っていう印象的な言葉についてはいかがですか?」

高橋洋 × 塩田明彦 トークショー レポート・『ザ・ミソジニー』(2)

【光の恐怖 (2)】

高橋洋 × 塩田明彦 トークショー レポート・『ザ・ミソジニー』(1)

劇作家(中原翔子)に、洋館に呼ばれた女優(河野知美)。彼女は劇作家の夫を略奪した過去があった。母を殺す役を演じるうちに女優はおそろしい疑惑にとりつかれていく。