2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧
今回のレトロスペクティブでは大森一樹監督の自主映画時代の作品も2本(『ヒロシマから遠く離れて』〈1972〉、『暗くなるまで待てない!』〈1975〉)上映された。
今年3月、東京国立近代美術館フィルムセンターにて大森一樹監督映画のレトロスペクティブが行われた。 大森監督は高校・大学時代に自主映画を撮り、1978年に『オレンジロード急行(エクスプレス)』にて商業映画の監督としてデビュー。この時代までは、映画…
『ピストルオペラ』(2001)につづく『オペレッタ狸御殿』(2005)は人間の男(オダギリジョー)と狸姫(章子怡)との愛を描いた異色作。浦沢義雄による脚本・劇中歌には笑ってしまう(浦沢によるノヴェライズ〈河出文庫〉も傑作)。
『野獣の青春』(1963)、『殺しの烙印』(1967)、『ツィゴイネルワイゼン』(1980)などでカルト的な人気を誇る鈴木清順監督のトークショーが2年前の2012年1月に池袋にて行われた。諸事情(!?)により、いまさらのアップである。
(映画『少年時代』では)説明的にならないように、最小限度まで、セリフを抑えた
柏原兵三『長い道』(中公文庫)、それをマンガ化した藤子不二雄A『少年時代』(小学館)。藤子A自身の企画・プロデュースで『少年時代』(1990)は映画化され、藤子Aと篠田正浩監督の指名により、山田太一が脚色を手がけた。
漫画も映画も自分の見たいものを作るのが僕の仕事の基本 石子:そうすると、これは映画観客としては子どもから大人までが対象となるわけですね。 藤子:非常に欲ばった言い方ですけど、そう思っています。いま少年時代にある人、あるいは少女時代にある人は…
時代は戦時中だがもっと普遍的な少年の物語にしたかった 石子:戦争の時代というのは漫画もそうでしたけど、映画でもすごく出ていましたね。靖国神社のところとか、兵隊になって出征していくところ。
石子:で、評判はどうだったのですか。
藤子:連載とかは続行したものですから、それが大変でしたね。いろいろな人と会って、映画の打ち合わせをして、戻ってきてパッと机に向かってもすぐ書けないんですよ(笑)。石子さんもおわかりでしょうけど、助走期間というんですかね、書く前になんのかん…
漫画家の藤子不二雄A先生は今年3月10日で生誕80周年。それを記念して、というわけでもないけれど、藤子A先生が登場された対談記事をアップしてみたい(そんなにたくさん所有しているわけではないが…)。
詩人のまど・みちおが逝去した。「ぞうさん」や「やぎさんゆうびん」、「ふしぎなポケット」、「一年生になったら」といった童謡はほとんどの日本人が知っているだろうし、教科書で「あさがくると」「イナゴ」などに触れた人も多いだろう。4年前に放送された…