寺田農
【池谷仙克について (2)】
【「床屋」について (2)】
【『不思議館』の想い出 (2)】
映画『陽炎座』(1981)や『台風クラブ』(1985)、『ホームカミング』(2011)、テレビ『シルバー仮面』(1971)など多数の作品で先鋭的な仕事を手がけた美術デザイナー・池谷仙克。10月に吉祥寺にて特集上映 “和の匠・美術監督 池谷仙克の映画” が行われた…
【現場での想い出 (2)】 寺田氏は、実相寺監督は役者を育てなかったとよく語る。
【実相寺監督との出会い (2)】
テレビ『ウルトラマン』(1966)や『怪奇大作戦』(1968)、映画『D坂の殺人事件』(1998)などで知られる実相寺昭雄監督。樋口真嗣監督の映画『シン・ウルトラマン』(2022)に引用されたこともあって実相寺作品がまた注目を集めており、実相寺昭雄研究会が…
11月、代々木上原にて “実相寺昭雄メモリアル・コンサート3 遊びをせんとや生まれけむ” が開催された。筆者は前2回には行くことができず、今回ようやく参加できた。
【映画の定義】 山根「本当は10年前に出てるとよかったと思うんですね。20年くらいの間に映画ってどういうものだという規定が揺らいできてる。
【正確性について (1)】
【事典制作の裏側 (3)】 寺田「分冊でなく1冊というのがね。『家庭の医学』(主婦の友社)ではないけれども(笑)決して高いものではない。どこから読んでも面白い」 山根「面白く書いてるわけではないんですが(一同笑)面白くなってるのかな」 寺田「無人…
【事典制作の裏側 (2)】 山根「戦後は判るわけですよ。ところが1920年前後は資料がほとんどないし、あっても信用できるか判らない。事典ですから裏をとるわけで、それもひとつじゃなくていくつかの資料を合わせてこれでいけると。例えば何分っていう長さが、…
100年以上の日本映画のデータを収めた『日本映画作品大事典』(三省堂)は1998年から22年の歳月をかけて制作され、今年6月に刊行。
『信虎』(2021)での左伴氏は、父からは結婚を勧められるが強烈な母のせいで未婚だという設定。
武田信玄(永島敏行)の父・信虎(寺田農)は、信玄に追放されて京にいた。信玄危篤の報を受けて甲斐へ戻るが、信玄の息子・勝頼(荒井敦史)や家臣らと対立する。
【相米作品と役者】
【その他の相米作品 (3)】
【その他の相米作品 (2)】
【『ラブホテル』の想い出 (2)】
にっかつロマンポルノ後期の傑作として知られる、相米慎二監督『ラブホテル』(1985)。
【現場でのエピソード (2)】
【現場でのエピソード (1)】 京極夏彦原作の大作映画『姑獲鳥の夏』(2005)には、寺田氏は出演していない。
【監督 実相寺昭雄 (2)】 中堀「張家口の小学校で、日本は美しい国だと教わる。小学校で幕を張って、稲垣浩さんの『無法松の一生』(1943)を初めて見るんですよ。人力車で小倉の街を通る印象がすごいと。上陸用舟艇に4泊5日で畳1枚で4人寝かされて、苦労し…
【若き日の想い出 (2)】
『ウルトラマン』(1966)や『ウルトラセブン』(1967)、『怪奇大作戦』(1968)などで知られた実相寺昭雄監督が逝って12年。13回忌にあたる2018年12月に、監督映画『悪徳の栄え』(1988)のリバイバル上映と、寺田農氏と撮影の中堀正夫氏とのトークショー…
寺田「『でっかく生きろ』(1964)の後、360日会ってるくらい。実相寺はひとりっ子で、ぼくは姉と妹がいたけど男ひとり。ひとりっ子同士みたいで合いましたね。お前らモーホーだとか言われて、それくらい仲が良かったね」
テレビ『ウルトラマン』(1966)や映画『無常』(1970)、『屋根裏の散歩者』(1992)、『シルバー假面』(2006)など、実相寺昭雄監督と俳優・寺田農は多数の作品で組んだ。
【撮影現場 (2)】
1980年代の日本映画を代表する人物のひとりとしてよく名が挙がるのが、故・相米慎二監督。『セーラー服と機関銃』(1981)、『魚影の群れ』(1983)、『台風クラブ』(1985)といった作品群において、長回しのつるべうちで独特でアナーキーな世界をつくりあ…
【三船敏郎の想い出】