2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧
【『ひめゆりの塔』】 渡辺美佐子氏の映画デビュー作は、今井正監督『ひめゆりの塔』(1953)。
戦乱で孤児となった者たちは隕石で超能力を身につけた少年と出会った。成長した彼らは真田十勇士(中村錦之助、渡辺美佐子、ジェリー藤尾、ミッキー・カーチス、米倉斉加年、河原崎長一郎、常田富士男、岡村春彦、春日俊二、大前均)となって戦う。
【アイドルのいる世界 (2)】 中森「2007年に映画美学校で塩田監督を紹介されて、お会いするのはそれ以来で15年ぶりなんですけど。「お会いしたかったです。監督が変態なのは判ってますから」って言ったら不審な顔をされた(一同笑)。『月光の囁き』(1999)…
【アイドルのいる世界 (1)】 中森「監督は、アイドルはどうなんですか」 塩田「ぼくは知識がないんですよ。中森明菜で止まってる(笑)」
重い病いを抱える高校生・由希(新谷ゆづみ)は奔放で謎めいた麻希(日髙麻鈴)に魅せられた。由希は麻希をボーカルにして、軽音部の祐介(窪塚愛流)も交えてバンドを結成する。だが3人のあやうい関係は祐介の父(井浦新)なども巻き込み、思いもかけない方…
ホンマ「(『きわめてよいふうけい』〈2004〉)中平(中平卓馬)さんがタバコに火をつけるシーンで、なかなかつかない。普通の人は、ああはならないんですよ。子どもにマッチで火をつけてくださいって言うと、押したり引いたりしていろんなやり方をする。そ…
写真家・中平卓馬の60代の姿を追ったドキュメンタリー映画『きわめてよいふうけい』(2004)。中平は伝説的な評論集『なぜ、植物図鑑か』(ちくま学芸文庫)でも知られるが、発表後の1977年に倒れ、記憶と言語に障がいが残った。
何でぼくが熊井啓さんの新聞記者物、本日の森崎東さんの刑事物(『帝銀事件 大量殺人 獄中三十二年の死刑囚』〈1980〉)に対してささやかな悪口を言うのか(笑)。フィクションの存在を否定するつもりはありませんし、ドキュメンタリーの中に嘘もありますね…
1948年1月26日、帝銀事件椎名町支店で行員ら12人が殺された。検事(橋本功)や警部補(田中邦衛)らは画家・平沢貞通(仲谷昇)をマークする。