私の中の見えない炎

おれたちの青春も捨てたものじゃないぞ まあまあだよ サティス ファクトリー

2019-11-01から1ヶ月間の記事一覧

長谷川和彦 トークショー レポート・『太陽を盗んだ男』(3)

【『太陽を盗んだ男』について(2)】

長谷川和彦 トークショー レポート・『太陽を盗んだ男』(2)

【『太陽を盗んだ男』について(1)】 長谷川「映画の世界に入って、山(山崎裕)さんと会ったんだよ。今村プロで。年上なのに山と呼んでしまって、山、ゴジできょうまで来てます。おれが海外で撮ったドキュメンタリーはほとんど彼がキャメラマンです。 日活…

長谷川和彦 トークショー レポート・『ヒロシマナガサキ』『太陽を盗んだ男』(1)

映画『青春の殺人者』(1976)と『太陽を盗んだ男』(1979)により日本映画史にその名を刻む長谷川和彦監督。その他に『青春の蹉跌』(1974)やテレビ『悪魔のようなあいつ』(1975)などの脚本でも知られる。

大山のぶ代 インタビュー(2003)・『ドラえもん』(2)

この間、荷物の整理をしてたら先生の直筆の年賀状があったんです。鉛筆で全部書いてらっしゃるの。それも良い和紙で。これを額にしようと思って、鏡台の前に置いてあるんです。ステキですよ。ほんと、宝物です。

大山のぶ代 インタビュー(2003)・『ドラえもん』(1)

いまだ継続するテレビ『ドラえもん』(1979〜)は、2005年に声優陣が一新された。そのメンバーが現在まで継続しているが、声変わりする以前の大山のぶ代主演時代もなつかしく感じる。大山が勇退する2年前の2003年3月に受けたインタビューを、以下に引用した…

河崎実監督 インタビュー(2008)・『ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一発』

北海道に宇宙怪獣ギララ出現。札幌を破壊しサミット開催中の洞爺湖へ迫るギララに、各国首脳陣はあの手この手で挑戦するが、全く歯が立たない。だがスポーツ紙記者(加藤夏希)や地元の村人たちによる祈りが通じて、伝説のタケ魔人(ビートたけし)が復活し…

山田太一脚本『シャツの店』最終話をめぐる議論

八千草薫の追悼として『シャツの店』(1986)の最終話が再放送された(「あの日 あのとき あの番組」)。仕事ひと筋で時代遅れのシャツ職人(鶴田浩二)が妻や息子の反乱に遭ってとまどうさまを笑いとペーソスを交えて描いた傑作で、今回の再放送ではネット…

井上ひさしと財津一郎・『薮原検校』『小林一茶』(2)

「小説で食えるのに、何も芝居にまで手を出すことはないじゃないか、と陰口をたたかれる世界である。

井上ひさしと財津一郎・『薮原検校』『小林一茶』(1)

戯曲に小説、評論、映画・テレビ脚本など多彩な仕事を遺した、故・井上ひさし。この偉大な作家は喜劇的な趣向やヒューマニズムあふれる作風、啓蒙精神に満ちた言動などから温厚な印象を感じさせるが、その生涯はトラブルで彩られていた。