私の中の見えない炎

おれたちの青春も捨てたものじゃないぞ まあまあだよ サティス ファクトリー

2024-10-01から1ヶ月間の記事一覧

中村克史演出 × 山田太一脚本『男たちの旅路 車輪の一歩』聖地巡礼(ロケ地探訪)- 川崎 堀之内

鶴田浩二主演『男たちの旅路』シリーズの中でも特に名作の誉れ高い「車輪の一歩」(1979)のロケ地を探訪。車椅子の青年・敏夫(斎藤洋介)が風俗街(当時のトルコ風呂)へ行くシーンは、川崎市の堀之内町で撮られている。演出の中村克史氏は当時「隠し撮り…

唐沢俊一の「私はここにいるよ!」

評論家の唐沢俊一には、偶然なのか幸か不幸かあまり影響を受けていない。当方の無知ゆえに唐沢の訃報に接しても感慨が湧くこともさほどないのだが、SNSによって死が発覚したと知ると何だか複雑な心境にはなる。

切通理作 インタビュー “恥じらい、切なさ、情けなさ…今だから言える話”(2011)(4)

切通 その滑稽さってある意味、普遍的なんですよね。ただ伝えるのが難しい。これ本当に恥ずかしい話なんだけど、以前、ある女の子にフラれた時に、僕は「君は俺のことが好きなはずだ!」って叫んだんですよ。

切通理作 インタビュー “恥じらい、切なさ、情けなさ…今だから言える話”(2011)(3)

――そうですね。美少女ゲームが悪いとかは全く思いませんが、ただ「僕は非モテで童貞でエロゲーばっかやってますがなにか?」みたいなノリを見せられると、なにか「受難の果てに選民思想に至る」みたいな、厚かましさを感じるところはありますね(笑)。

切通理作 インタビュー “恥じらい、切なさ、情けなさ…今だから言える話”(2011)(2)

――エロが純粋なオナニーツールというより、一つの娯楽として受容されていたんですね。 切通 今でこそ、割と遅い時間でも外を子供連れて歩いてる大人っていますけど、僕が子供の頃は「夜9時過ぎたら大人の時間」という感覚がハッキリあって、そこに子供が立ち…

切通理作 インタビュー “恥じらい、切なさ、情けなさ…今だから言える話”(2011)(1)

『怪獣使いと少年』(宝島社文庫)や『ウルトラマン ニュージェネの証』(ホビージャパン)、『山田洋次の〈世界〉』(ちくま新書)、『失恋論』(角川学芸出版)などの批評・インタビューや監督映画『青春夜話 Amazing Place』(2017)などで知られる切通理…