私の中の見えない炎

おれたちの青春も捨てたものじゃないぞ まあまあだよ サティス ファクトリー

2022-04-29から1日間の記事一覧

高橋洋 インタビュー(2008)・『狂気の海』(6)

――では今、監督としても活動されているのは、脚本家として「こんな風に演出されるはずじゃなかったのに」というような鬱憤が溜まったからというわけではないんですね。

高橋洋 インタビュー(2008)・『狂気の海』(5)

――今回の映画では「(サイボーグ009)太平洋の亡霊」以外にも、シェイクスピアの戯曲を下敷きにした表現があったり、核ミサイルが「リンダ・ブレア1号」と命名されていたり、多くの文学や映画などへの言及があると思います。シェイクスピア戯曲の援用に関し…

高橋洋 インタビュー(2008)・『狂気の海』(4)

――話が戻ってしまいますけど、高橋さんは「(サイボーグ009)太平洋の亡霊」の何にそれほど触発されたんでしょうか。

高橋洋 インタビュー(2008)・『狂気の海』(3)

――たしかに『狂気の海』は音の情報量が多いですよね。FBIの心霊捜査官を演じている長宗我部(長宗我部陽子)さんが現れる時にハエの音が鳴っていますが、あれはやはり『エクソシスト』だからなんですか。

高橋洋 インタビュー(2008)・『狂気の海』(2)

――今回も仕掛けは多かったと思いますが。

高橋洋 インタビュー(2008)・『狂気の海』(1)

日本を “普通の国” にするべく憲法改正に着手する首相(田口トモロヲ)は、憲法9条を愛する夫人(中原翔子)と対立していた。緊迫する情況下で、アメリカ大統領が何者かに呪い殺される。