益田「佐々木希さんがデビューされた…」
金子「「ヤングジャンプ」の何とかグランプリ。お芝居は始めていたけど、ダンスは?」
益田「いちばん怒られました。ダンス経験者が多すぎて、初日から何でみんなこんなに踊れるのって、めっちゃ大変でした(笑)」
金子「オーディションでは踊れる人を選ぼうと思って、「恋するフォーチュンクッキー」をやってもらったんですけど、あれは」
田野「誰でも(一同笑)」
金子「でもその中でアピールがあった人を選んだつもりだったんですよ」
益田「めっちゃ覚えてるのは「フォーチュンクッキー」の出だしの歌詞が出てこなくて、オーディション始まってるのに隣の人に訊いちゃって、何で受かったんだろう(一同笑)」
金子「未浜さんは人の紹介で見た小劇場のお芝居、ルドビコ女学院とかいう。あ、とかいうって…(一同笑)。新宿で見まして、目立ってるなってことで『こいのわ 婚活クルージング』(2017)という作品でオーディションに来てもらったという」
未浜「その舞台ではクールな役で「あんたら何やってんの」みたいな。映画のオーディションでは真逆のぶりっこ役で、ちょっと挑戦だったんですけど。ダンスは全然で」
益田「バリバリでした」
未浜「恵梨菜ちゃんよりは大丈夫(一同笑)。補習はなかったですね、ラッキーです」
金子「佐々木さんはお芝居うまいですけど、かなりダンスは苦戦してた」
佐々木「常に補習組でした(笑)。この映画で踊れるようになって、自信がついてありがたく思ってます(一同笑)」
金子「久田さんはNMBに」
久田「隠してるんですけどいて(笑)元アイドルとは言ってるんですけど。「制服が邪魔をする」は先輩が踊るのを見てて、他の3曲は踊れてたんで自信はありました(一同笑)。ダンスのレッスン日には参加できなくて補習組でしたが、その中ではちょっと自信がありました。歌振りとかも完璧に判ってたんで、呼ばれてしまった!と悲しくて頑張りました。1〜2時間くらいで帰らせてもらいました」
金子「編集しているとき、アピールのある人のカットを使っていて、あんまりない人はどんどんこう…。見た人は判るかな」
田野「誰が多かったんですか」
金子「まあそれは(一同笑)。
瀬名葉月さんは、歴史アイドルの小日向えりさんたちと関ヶ原三人娘?」
瀬名「関ケ原女性武将隊 “巴組” っていう(一同笑)」
金子「それのMVを見て」
瀬名「サンスポアイドルリポーター SIRというパチンコとパチスロのアイドルを1月30日に卒業しまして、いまはきらきら生活してます(笑)。(SIRに)4年いた割りにダンスが」
金子「もうやっぱり、あの(一同笑)。アピールがあるなってことで、アップがちょっと増えています」
瀬名「ありがとうございます。4年の賜です」
金子「こうすればよかったというのはあります? 田野ちゃん」
田野「私ずっと緊張してたんで、ダンスシーン以外の芝居は。全力で芝居をしていたけど、リラックスした状態で全力でできたら吹っ切れたかなあと。コメディ要素を出せたかな」
瀬名「大きいスクリーンで初めて見たんですけど、SMAPのドリンク持ってたの私なんですよ。もうちょっと寄せとけばよかったかなと。谷間が浅かった。もうちょっとしっかり目のブラジャーで行けばよかったなあと(一同笑)」
金子「フレーム構えましたよ」
瀬名「やたらと開いたワンピースで衣装さんでも話題になってて、でも寄せが甘かった。こちらからは以上です(一同笑)」
益田「いろんな壁にぶつかりすぎて、最初全員が敵みたいに見えちゃってて、そういう時期があって。その後で舞台を経験させていただいて、ああしとけばよかったかなってことが多すぎて。金子監督が私にまた声かけてくれないかな(笑)。あ、メンバーのことは別に」
金子「たくさん仲間がいると必ずしも助け合うわけじゃなくて」
益田「メンバーに敵意識はなかったですよ。楽屋のトークは愉しかったです」
金子「ああ、監督が敵とか(一同笑)」
益田「言葉が難しいですけど、全然敵じゃないです。仲間意識はめっちゃあります」
田野「根が真面目な人ほど感じてしまう感覚と言うか、嫌いとかではなくて」(つづく)