私事で恐縮なのだが、ブログを始めたのが2006年で、はてなブログへ移転したのが2014年である。半年〜1年くらいほったらかしていたことも何度かあり、おかげで9年も経ったのに、記事数は300にも満たない…。
誰しも経験があるだろうけれど、何年も前に書いたものは、後になって読み返すと気はずかしくていたたまれなくなる。それゆえ削除したものや大幅に加筆・修正した記事も多いのだが、今回は僭越ながら過去を振り返って記憶に残っている記事をピックアップしてみた。クオリティや反響などと関係なく、個人的な想い出の色濃いものである。「自選」などと言うと、いい気なものだという感じだけれども、『藤子不二雄自選集』(小学館)の響きにあこがれてしまったから。
(2007)
筆者はまだ20代。このころは、アクセスしてくれるのが知人のみでした。いまでも過疎だけど…。
(2008) この年は大河ドラマ『篤姫』のヒットで、宮崎あおいブームが。宮崎さんが帯に印刷された『初恋』(新潮文庫)が、書店に並んでいたのを思い出します。
(2011)
映像化された『天使のはらわた』シリーズの中で、個人的に最も好きなのが原作者自ら監督した『赤い眩暈』。この記事は、揚げ足をとられて批判されました。
(2014)
にっかつロマンポルノは、見ていてむらむらするどころか打ちのめされてしまう作品多数。この『母娘監禁』は、その典型かも。
幼いころから好きな詩人・イラストレーターの東君平について。東君平の知名度は、もっと上がってほしい。
敬愛する三谷幸喜氏をかなり興奮して論じた(!?)のに、さほどの反響もなく爆死。
(2015)
何とも微妙な読後感を残す本について。結婚したことないので、よくわからんと言ってしまえばそれまでだが…。
これからも、できるだけいろいろと書き残していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。