1993年から浦沢義雄先生がメイン脚本を手がけ、現在も継続中のテレビアニメ『忍たま乱太郎』。2011年に同作品が浦沢脚本で実写映画化された際、浦沢先生のインタビューが行われた。文中で触れられている鈴木清順監督の映画『オペレッタ狸御殿』(2005)の脚本は、書かれてから歳月を経て映画化に至り、清順監督の遺作となった。
——もう30年あまりテレビや映画の脚本を書き続けて、時代の変遷も見ていると思うんですけど、浦沢さんが今だからこれをやりたいって欲求はありますか?
「ほとんどないなあ」
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