2014-08-01から1ヶ月間の記事一覧
【『四十九日のレシピ』をめぐって (2)】
『竜馬暗殺』(1974)、『赫い髪の女』(1979)などでの名演で知られ、近年も『アウトレイジ』(2010)、『大鹿村騒動記』(2011)など1年に5、6本もの映画に出演する精力的なベテラン俳優・石橋蓮司。今年も5本が公開されたほか、朝のテレビ小説『花子とア…
『がんばっていきまっしょい』(1998)や『瞬 またたき』(2010)などで知られるベテラン・磯村一路監督。磯村監督はインタビューなどで自身の創作を語る機会があまりないように思われるのだけれども、以下に引用するのは数少ないインタビューのひとつである…
1998年、ボートにかける女子高生たちを描いた、磯村一路監督の青春映画『がんばっていきまっしょい』が静かに登場した。愛媛のボート部を描いた傑作映画は、映画賞を総なめ。主演の田中麗奈を一躍スターダムにのしあげた。筆者にとってはオールタイムベスト…
69回目の終戦の日に『ハワイ・ミッドウェイ大海空戦 太平洋の嵐』(1960)を久々に見直してみた。この作品は、東宝の “815シリーズ” という太平洋戦争を主題にした連作のひとつで、特撮は円谷英二特技監督が手がけており、改めてその素晴らしさに感嘆した。
【『モスラ対ゴジラ』などの想い出】 星由里子さんは『世界大戦争』(1961)にて宝田明さんと初共演。世界中で核戦争が巻き起こるSF映画で、円谷英二が特技監督を務めた。監督は『太平洋の嵐』(1960)などの戦記映画で知られる松林宗恵。
ゴジラシリーズ第1作の『ゴジラ』(1954)が公開されて、今年で60年。アメリカ版の『GODZILLA ゴジラ』(2014)も公開中で、この夏はちょっとしたゴジラブームの様相を呈している。池袋にて “大ゴジラ特撮展” が開催され、8月上旬に宝田明 × 星由里子のトー…
3.『セクシーボイスアンドロボ』(2007) ロボットアニメが大好きなオタク青年(松山ケンイチ)と、七色の声を操る女子中学生(大後寿々花)。コンビを組んだふたりは、骨董屋店主(浅丘ルリ子)の指令で、不思議な事件に挑戦する。
一話完結のテレビ『おやじの背中』(2014)は、巨匠シナリオライターたちがリレー方式で登板するという試みである。今後登場するのは、山田太一、池端俊策、三谷幸喜、井上由美子、木皿泉などの面々であるが、その多彩なライター陣の中で一、二を争うくらい…