私の中の見えない炎

おれたちの青春も捨てたものじゃないぞ まあまあだよ サティス ファクトリー

寺田農 インタビュー(2011)・『仮面ライダーW』(1)

 テレビ『仮面ライダーW』(2009)にて悪のボス・園咲琉兵衛を演じた寺田農。その怪人体のフィギュアが発売されたのを記念して、2011年に寺田のインタビューが石森プロのサイトに掲載された。寺田氏は2024年3月に逝去したので、追悼として以下に引用したい。

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池端俊策 講演会 “脚本家の仕事” レポート・『麒麟がくる』(4)

【日本の立ち位置 (2)】

 ドラマをつくるときは自分の生きている時代を意識したり吸収したりしながらつくる。人間は時代と切り離せないもので、社会と全く隔離されて生きるなんていうのはリアリティを持たない。その時代の中で犯罪や恋愛や家庭崩壊があったり。大河ドラマであってもいまと切り離しちゃうと、見る人に違和感がある。どっかで自分と似た呼吸をする人が活躍するから、感情移入できるんですね。

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池端俊策 講演会 “脚本家の仕事” レポート・『麒麟がくる』(2)

大河ドラマの企画段階 (2)】

 そしたらプロデューサーは喫茶店の片隅で「(『麒麟がくる』〈2020〉の)光秀(明智光秀)役は誰ですか!?」。気が早いね(一同笑)。

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池端俊策 講演会 “脚本家の仕事” レポート・『麒麟がくる』(1)

  本能寺の変織田信長を討った明智光秀。その生涯を描いた意欲的な大河ドラマ麒麟がくる』(2020)。脚本を手がけた池端俊策氏は『昭和四十三年 大久保清の犯罪』(1983)や『仮の宿なるを』(1983)、『夏目漱石の妻』(2016)などでも知られる名匠である。埼玉県蕨市在住で、蕨市主催による講演会が2023年1月に行われた(以下のレポはメモと怪しい記憶頼りですので、実際と異なる言い回しや整理してしまっている部分もございます。ご了承ください)。

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