某氏よりいただいた映画バトン。暑さを吹き飛ばせ。
1.生まれて初めて映画館で見た映画
たくさんの動物を犠牲にしたという疑惑の映画。協力監督が市川崑なので、いま見ると字幕のフォントがもろに崑。
2.いちばん最近劇場で見た映画
『青春トルコ日記 処女すべり』(1973)
渋谷の名画座にて。16歳の主演女優(映画は18禁なんだが…)のソープテク、アクション、カーチェイスが繰り出される奇篇。 助監督は『Wの悲劇』(1984)の澤井信一郎。
3.最近DVDで見た映画
宮崎駿が “アイデア構成” としてクレジット。序盤はちょっと鈍いけれども中盤の夢、クライマックスのアクションはまさに天才の仕事…。
4.いちばんよかった白黒映画
5.いちばんよかったアクション映画
男性の庇護欲を具現化したかのような迷惑ヒロインを、杉本美樹が好演。
6.いちばんよかったロマンティック映画
『ナイトエンジェル』(1986)
ここで敢えてホラー映画を挙げる、というような奇策はとらずあまり知られていない二本を。前者は、チェコの人形アニメ。
7.いちばんよかったアニメ映画
映像、音楽、声(常田富士男!)の素晴らしさ。「わたくしという現象は仮定された有機交流電燈のひとつの青い照明です」。
8.いちばんよかったミュージカル
映画でなくテレビ。毎週奇抜な歌(作詞:浦沢義雄 作曲:本間勇輔)が登場。序盤はいかれたミュージカル風味の人情話だったが、人気低迷により後半はバトルものになってしまう。でもミュージカル路線は、変更されることなく貫かれた。(つづく)