映画『赤々煉恋』(2013)のラストは観客の解釈が分かれるものになっている。 切通「最後はさわやかに終わった。救いを用意してないので、もっと陰々滅々としていてもいいのに」
家で、学校で、街で、周囲の人と言葉を交わさず、ひとりふらつく女子高生・樹里(土屋太鳳)。彼女はこの世の人ではなく、すでに自殺して魂だけの状態で現世をさまよっていた。そして生きている人間には見えない死神・虫男を見ることができる。
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