2012年に池袋の文芸坐にて、映画評論家の山根貞男氏の選ぶベスト映画の特集上映とトークショーが行われた。山根氏の『日本映画時評集成2000-2010』(国書刊行会)の出版を記念してのイベントで2000年代の日本映画に絞ったセレクトだったが、真似してそれぞれの年代に絞った映画選出をやってみたくなった(4年も経ってから…)。そこで1970年代から2000年代までの日本映画を選んでみた。
◎1970年代
『どうぶつ宝島』(1971)
『八月の濡れた砂』(1971)
『忍ぶ川』(1972)
『哥』(1972)
『仁義なき戦い』(1973)
『資金源強奪』(1975)
『悪魔の手鞠唄』(1977)
『悲愁物語』(1977)
『ブルークリスマス』(1978)
『太陽を盗んだ男』(1979)
◎1980年代
『女教師 汚れた放課後』(1981)
『時をかける少女』(1983)
『台風クラブ』(1985)
『となりのトトロ 』(1988)
『火垂るの墓』(1988)
『噛む女』(1988)
『その男、凶暴につき』(1989)
◎1990年代
『死んでもいい』(1992)
『僕らはみんな生きている』(1993)
『お引越し』(1993)
『ガメラ 大怪獣空中決戦』(1995)
『GONIN』(1995)
『攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL』(1995)
『(ハル)』(1996)
『CURE』(1997)
『D坂の殺人事件』(1998)
『がんばっていきまっしょい』(1998)
◎2000年代
『アカシアの道』(2001)
『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』(2001)
『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』(2002)
『仮面ライダー555 パラダイス・ロスト』(2003)
『ジョゼと虎と魚たち』(2003)
『花とアリス』(2004)
『時をかける少女』(2006)
『サイドカーに犬』(2007)
『愛のむきだし』(2009)
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』(2009)
2010年以降の秀作としては『仮面ライダーW 運命のガイアメモリ』(2010) 、『一枚のハガキ』(2011)、『ヒミズ』(2012)、『ドラえもん 新・のび太の日本誕生』(2016)などが挙げられる。今後に希望が持てる。
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