私の中の見えない炎

おれたちの青春も捨てたものじゃないぞ まあまあだよ サティス ファクトリー

2018-01-01から1年間の記事一覧

是枝裕和監督 トークショー レポート・『万引き家族』(2)

(海外の観客のことは)あまり考えないようにしていて、意識はしてないですね。抜けた歯を屋根に投げるとか、西洋の人には判らない。ただ韓国に行ったら、上の歯は軒下に、下の歯は屋根にっていう風習はあります、と。アジアだと判ることはあるんですね。

是枝裕和監督 トークショー レポート・『万引き家族』(1)

日雇い労働者(リリー・フランキー)とその妻(安藤サクラ)、リフレ嬢(松岡茉優)、幼い男の子(城桧吏)、祖母(樹木希林)らは、日常的な万引きで生計を立てていた。実の親から虐待を受けていた女の子(佐々木みゆ)も加わって明るく暮らす6人だが、やが…

広瀬仁美 × 田中規子 × 佐渡稔 × 村上利恵 × 小川輝晃 × 土田大 × 貴島康之 × 坂本太郎 × 日笠淳 × 竹本昇 トークショー レポート・『有言実行三姉妹シュシュトリアン』『忍者戦隊カクレンジャー』(4)

【『忍者戦隊カクレンジャー』(2)】 つづいて『忍者戦隊カクレンジャー』(1994)からニンジャレッド役・小川輝晃、ニンジャブルー役・土田大、ブン役・貴島康之、助監督だった竹本昇の各氏が登場。

広瀬仁美 × 田中規子 × 佐渡稔 × 村上利恵 × 小川輝晃 × 土田大 × 貴島康之 × 坂本太郎 × 日笠淳 × 竹本昇 トークショー レポート・『有言実行三姉妹シュシュトリアン』『忍者戦隊カクレンジャー』(3)

【『有言実行三姉妹シュシュトリアン』(3)】 以下は、柴田理恵氏のメッセージのつづき。

広瀬仁美 × 田中規子 × 佐渡稔 × 村上利恵 × 小川輝晃 × 土田大 × 貴島康之 × 坂本太郎 × 日笠淳 × 竹本昇 トークショー レポート・『有言実行三姉妹シュシュトリアン』『忍者戦隊カクレンジャー』(2)

【『有言実行三姉妹シュシュトリアン』(2)】 『有言実行三姉妹シュシュトリアン』(1993)の次女役・石橋けい氏のビデオメッセージが流れた。

広瀬仁美 × 田中規子 × 佐渡稔 × 村上利恵 × 小川輝晃 × 土田大 × 貴島康之 × 坂本太郎 × 日笠淳 × 竹本昇 トークショー レポート・『有言実行三姉妹シュシュトリアン』『忍者戦隊カクレンジャー』(1)

酉年の1993年、両親(佐渡稔、日向明子)の不仲に悩む三姉妹(田中規子、石橋けい、広瀬仁美)。カラオケのしすぎで平和を守ることができなくなったお酉様(麿赤児)は、両親を仲良くさせることと引き替えに、シュシュトリアンとなって戦うことを三姉妹に命…

ロスト パラダイスの夏・『失楽園』の映画とドラマ(2)

(承前)小林信彦は「これはもう、パロディ的邪劇であり、考え方によっては、ずいぶん高級な遊びと見えなくもない」とドラマ版『失楽園』(1997)を総括(『コラムは誘う』〈新潮文庫〉)。

ロスト パラダイスの夏・『失楽園』の映画とドラマ(1)

閑職に追いやられて虚無感を覚える50代の久木は、年下の書道教師・凛子に魅せられた。家族がいる身でありながら不倫の愛にのめりこんだふたりは、情交を重ねる。

大江健三郎へのコメント(谷川俊太郎、立花隆、井上ひさし、いとうせいこう、河合隼雄)・『大江健三郎小説』

1996年に刊行された『大江健三郎小説』(新潮社)に、著名人5人が推薦コメントを寄せている。宣伝用の冊子に書かれたそれを、以下に引用したい。

大江健三郎 自作解説(1996)・『大江健三郎小説』

1994年にノーベル文学賞を受賞した2年後、大江健三郎の自選集『大江健三郎小説』(新潮社)が発売された。

堀北真希 インタビュー(2010)・『ジャンヌ・ダルク』

2017年に惜しまれつつ活動休止した堀北真希。その堀北が2010年に舞台初主演した『ジャンヌ・ダルク』は、いまも印象深い。

仲代達矢 トークショー レポート・『殺人狂時代』(2)

【岡本喜八監督の想い出】

仲代達矢 トークショー レポート・『殺人狂時代』(1)

“大日本人口調節審議会”のリーダー(天本英世)は殺し屋の腕のデモンストレーションとして、無作為に選ばれた冴えない大学講師(仲代達矢)を狙う。だが大学講師は、あの手この手で襲い来る刺客たちを次々に倒してしまうのだった。

山田太一 トークショー “山田太一ドラマの名セリフと山田太一の愛した文学、哲学” レポート

東京・浅草は田原町の書店 “Readin' Writin'”にてイベント“山田太一ドラマの名セリフと山田太一の愛した文学、哲学”が行われた。脚本家の山田太一先生もシークレットゲストとして登場し、30分程度のトークがあった。

金井美恵子 × 野崎歓 トークショー レポート・『カストロの尻』(5)

野崎「虚構度の高い部分かと思って読んだんですけど」

金井美恵子 × 野崎歓 トークショー レポート・『噂の娘』『「スタア誕生」』(4)

金井「モデルは浦辺粂子なんですよ。小津安二郎の『早春』(1956)で淡島千景とあの割といい男…。田浦正巳ね。ふたりは姉弟で、お母さんが浦辺粂子のおでん屋。何で浦辺粂子にこんな子どもがと思うんだけど“おとっつぁんはいい男だったから”という台詞がちゃ…

金井美恵子 × 野崎歓 トークショー レポート・『噂の娘』『「スタア誕生」』(3)

金井「セット問題と同時に『噂の娘』(講談社文庫)と『「スタア誕生」』(文藝春秋)の違いっていうのは、『噂の娘』には語り手の子どもが読んでる小説が出てくる。それが「秘密の花園」。

金井美恵子 × 野崎歓 トークショー レポート・『噂の娘』『「スタア誕生」』(2)

野崎「(「早稲田文学」には)片岡(片岡大右)くんが力作を寄せてます。現代詩手帖賞をお取りになったときの写真を、片岡くんが載せています。受賞の言葉が金井エクリチュールそのものですね」

金井美恵子 × 野崎歓 トークショー レポート・『カストロの尻』(1)

かつて「愛の生活」(『愛の生活・森のメリュジーヌ』〈講談社文芸文庫〉)により鮮烈にデビューしてから作家生活50年を迎えた金井美恵子。

ジェームス三木 × 井土紀州 トークショー レポート・『さらば夏の光よ』(3)

【恋愛について】 三木「いまさかんに言われるセクハラ問題(一同笑)。セクハラはいけないって一括して世界中で言ってますが、ぼくはちょっとなと思っていて。

ジェームス三木 × 井土紀州 トークショー レポート・『さらば夏の光よ』(2)

【『さらば夏の光よ』について(2)】 三木「ロッテリアのシーンはお願いして撮らせてもらったんでしょうけど、ロッテリアがよく許しましたね(一同笑)」

ジェームス三木 × 井土紀州 トークショー レポート・『さらば夏の光よ』(1)

かっこいい男(郷ひろみ)と冴えない男(川口厚)。何故か馬の合うふたりは揃ってアルバイト先のバーガー店の店員(秋吉久美子)に恋した。

三田佳子 × 村上佑二 × 木田幸紀 × 長沼修 × 鈴木嘉一 トークショー “制作者が読み解く市川森一の魅力” レポート・『花の乱』 (5)

【『花の乱』(3)】

三田佳子 × 村上佑二 × 木田幸紀 × 長沼修 × 鈴木嘉一 トークショー “制作者が読み解く市川森一の魅力” レポート・『花の乱』 (4)

【『花の乱』(2)】 木田幸紀氏は『花の乱』(1994)が初プロデュースだった。現在はNHK放送総局長を務める。

三田佳子 × 村上佑二 × 木田幸紀 × 長沼修 × 鈴木嘉一 トークショー “制作者が読み解く市川森一の魅力” レポート・『山河燃ゆ』『花の乱』 (3)

【『山河燃ゆ』(2)】

三田佳子 × 村上佑二 × 木田幸紀 × 長沼修 × 鈴木嘉一 トークショー “制作者が読み解く市川森一の魅力” レポート・『サハリンの薔薇』『山河燃ゆ』 (2)

【『サハリンの薔薇』(2)】 長沼「普通ならそれぞれの局でつくって並べて放送するんですが(『伝言』〈1988〉は)そうじゃなくて1話の中で全国が出てくる。それぞれの局がそれぞれのディレクターで撮る。不思議なつくり方で、各地の空気や気温を大事にして、…

三田佳子 × 村上佑二 × 木田幸紀 × 長沼修 × 鈴木嘉一 トークショー “制作者が読み解く市川森一の魅力” レポート・『サハリンの薔薇』 (1)

巨匠脚本家・市川森一の功績を振り返るシンポジウムが2日連続で行われ、2日目には東芝日曜劇場『サハリンの薔薇』(1991)と大河ドラマ『花の乱』(1994)が上映された。

竹下景子 × 森本レオ × 堀川とんこう × 工藤英博 × 鈴木嘉一 トークショー “制作者が読み解く市川森一の魅力” レポート・モモ子シリーズ『十二年間の嘘 乳と蜜の流れる地よ』 (5)

【モモ子シリーズ(2)】

竹下景子 × 森本レオ × 堀川とんこう × 工藤英博 × 鈴木嘉一 トークショー “制作者が読み解く市川森一の魅力” レポート・モモ子シリーズ『十二年間の嘘 乳と蜜の流れる地よ』(4)

【『傷だらけの天使』(3)】 工藤「市川さんはハッピーエンドのホームドラマは書かないと言われて。『傷だらけの天使』(1974)の最終回で水谷豊を殺すのも、刺されて死ぬのはかっこいい。風邪こじらせて肺炎で死ぬというのがみっともない。それが市川流。祭…

竹下景子 × 森本レオ × 堀川とんこう × 工藤英博 × 鈴木嘉一 トークショー “制作者が読み解く市川森一の魅力” レポート・『傷だらけの天使』(3)

【『傷だらけの天使』(2)】