私の中の見えない炎

おれたちの青春も捨てたものじゃないぞ まあまあだよ サティス ファクトリー

2017-09-01から1ヶ月間の記事一覧

黒沢清監督 トークショー レポート・『散歩する侵略者』(2)

黒沢「メインの長澤(長澤まさみ)さんと松田(松田龍平)さんでない、長谷川(長谷川博己)さんと高杉(高杉真宙)くん、恒松(恒松祐里)さんの3人が笹野(笹野高史)さんに追われて対決する。3人は警察組織や軍事組織が本気で出てきたら、ひとたまりもな…

黒沢清監督 トークショー レポート・『散歩する侵略者』(1)

突如行方不明になった夫(松田龍平)が別人格となって帰ってきて、妻(長澤まさみ)はとまどう。住宅街で起きた一家殺人事件を取材するフリージャーナリスト(長谷川博己)の前には、奇妙な若い男(高杉真宙)が現れる。ふたつのできごとは、恐るべき地球侵…

黒沢清 × 篠崎誠 トークショー レポート・『世界最恐の映画監督 黒沢清の全貌』(4)

【脚本執筆について (2)】 黒沢「(脚本の執筆のときに)カット割りを考えて書いているということはないです。カット割りは別な頭を使っていて、ロケハンや俳優と話してるときにできてくるもので。

黒沢清 × 篠崎誠 トークショー レポート・『世界最恐の映画監督 黒沢清の全貌』(3)

【過去の原作つき作品 (3)】 黒沢「キャスティング的にも、もしその(原作通りの)構成でつくったら、重要そうに出てくるけど途中でどうでもよくなるって人に誰をキャスティングすればいいのか。一流の人だと見ている人は拍子抜けで、無名の人だとそりゃそう…

黒沢清 × 篠崎誠 トークショー レポート・『世界最恐の映画監督 黒沢清の全貌』(2)

【過去の原作つき作品 (2)】 黒沢「粛々と取り組んだんですけど、絵があると難しい。キャスティングは絵の通りにいかないですが、蜘蛛の巣など美術はマンガに似せてつくるけど、マンガ通りではない.愛好者から見るとまがいものかな。

黒沢清 × 篠崎誠 トークショー レポート・『世界最恐の映画監督 黒沢清の全貌』(1)

9月から新作『散歩する侵略者』(2017)が公開中の黒沢清監督。その黒沢監督の対談・エッセイ、蓮實重彦や阿部和重の評論などを収録した『黒沢清の全貌』(文藝春秋)も刊行された。

仲代達矢 トークショー レポート・『仲代達矢が語る日本映画黄金時代 完全版』(3)

【新人育成について】 1975年からは無名塾を主宰している。

仲代達矢 トークショー レポート・『仲代達矢が語る日本映画黄金時代 完全版』(2)

【監督たちの記憶】

仲代達矢 トークショー レポート・『仲代達矢が語る日本映画黄金時代 完全版』(1)

日本を代表する名優・仲代達矢。その仲代のロングインタビューをまとめた『仲代達矢が語る日本映画黄金時代 完全版』(文春文庫)が刊行された(2013年のPHP新書の増補版)。

常盤貴子 × 大林宣彦 トークショー レポート・『野のなななのか』『花筐』(2)

『野のなななのか』(2014)でのロケ地の人びとと力を合わせて制作するスタイルも、常盤貴子氏には新鮮だったという。

常盤貴子 × 大林宣彦 トークショー レポート・『野のなななのか』『花筐』(1)

9月に池袋にて特集上映“大林宣彦映画祭”が開催され、出演者のトークショーが幾度も行われた。筆者はなかなか予定が合わず、最終日にようやく滑り込むことができた。

片渕須直監督 トークショー(TAAF2018クリエイターズサロン)レポート (3)

【自作について】 今年6月のアヌシー国際アニメーション映画祭では湯浅政明監督『夜明け告げるルーのうた』(2017)が長編部門最高のクリスタル賞、片渕須直監督『この世界の片隅に』(2016)が同部門審査員賞を受賞した。

片渕須直監督 トークショー(TAAF2018クリエイターズサロン)レポート (2)

【受賞作について (2)】 片渕「(『杏茸を少々』〈2016〉のつくり手は)宮崎駿のファンですって言ってて、料理のつくり方が好きですって。せっかちなんだよね。ぼくもせっかちなんだけど、もう1回やんないと料理にならないと。料理を基準にして、ドタバタ具…

片渕須直監督 トークショー(TAAF2018クリエイターズサロン)レポート (1)

8月末に東京アニメアワードフェスティバル2018のプレイベントとして、“TAAF2018クリエイターズサロン@ WACCA池袋”が開催され、片渕須直監督のトークショーがあった。フェスティバルディレクターの竹内孝次氏と片渕監督とは30年以上前、『名探偵ホームズ』(1…