私の中の見えない炎

おれたちの青春も捨てたものじゃないぞ まあまあだよ サティス ファクトリー

2013-02-01から1ヶ月間の記事一覧

田畑智子 × 榎戸耕史 トークショー(甦る相米慎二)レポート・『お引越し』

故・相米慎二監督の特集上映 “甦る相米慎二” にて上映された『お引越し』(1993)は、両親の離婚を経て変わっていく小学生女子・レンコ(田畑智子)を描いた傑作である。脚本は、映画『サマーウォーズ』(2010)やテレビ『夜行観覧車』(2013)などで知られ…

相米慎二監督 インタビュー(1994)・『お引越し』

1993年に発表された故・相米慎二監督の映画『お引越し』は、両親(桜田淳子、中井貴一)を前に揺れる小学生女子(田畑智子)の心情と変容を描いて、公開直後からその年のベストワンと言われる評判であったという。筆者はこの度の特集上映 “甦る相米慎二” に…

田畑智子「『お引越し』のこと」(1994)

1994年のある日、何気なく雑誌を立ち読みしていた筆者は、ある女性の笑顔の写真に魅せられた。その大人っぽくステキな微笑にしばらく見とれていたのを覚えている(女性と言っても相手は13歳、こっちは12歳だったが)。それは映画『お引越し』により1993年度…

寺田農 × 速水典子 × 志水季里子 × 榎戸耕史 トークショー(甦る相米慎二)レポート・『ラブホテル』(2)

【撮影現場 (2)】

寺田農 × 速水典子 × 志水季里子 × 榎戸耕史 トークショー(甦る相米慎二)レポート・『ラブホテル』(1)

1980年代の日本映画を代表する人物のひとりとしてよく名が挙がるのが、故・相米慎二監督。『セーラー服と機関銃』(1981)、『魚影の群れ』(1983)、『台風クラブ』(1985)といった作品群において、長回しのつるべうちで独特でアナーキーな世界をつくりあ…

鎌田敏夫 トークショー レポート・『金曜日の妻たちへ』(3)

【キャリアの回想】 鎌田敏夫氏は大学卒業後にシナリオ学校へ通い、脚本家の故・井手俊郎氏に弟子入りした。

鎌田敏夫 トークショー レポート・『戦国自衛隊』(2)

【企画段階と角川春樹P (2)】 鎌田敏夫氏は、角川映画では『里見八犬伝』(1983)の原作・脚本、『天と地と』(1990)の脚本を手がけている。

鎌田敏夫 トークショー レポート・『戦国自衛隊』(1)

1979年、戦国時代へタイムスリップした自衛隊の部隊が近代兵器器に戦うという奇想天外な映画『戦国自衛隊』が公開された。