私の中の見えない炎

おれたちの青春も捨てたものじゃないぞ まあまあだよ サティス ファクトリー

押井守 × 石川光久 トークショー レポート・『攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL』『イノセンス』(5)

【ディテールのこだわり (2)】

押井「『攻殻機動隊』(1995)も全カットにフィルターをかけて空気感を出したかった。アニメーションが宿命的に持ってる平らな絵を撮ってる感じ、それを見てる間は忘れさせたかったの。絵なんだけど絵じゃない、映像なんだっていうさ。

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押井守 × 石川光久 トークショー レポート・『天使のたまご』『攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL』『イノセンス』(4)

【『イノセンス』の想い出 (3)】

 『イノセンス』(2004)は石川氏と鈴木敏夫が共同でプロデュース。

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押井守 × 石川光久 トークショー レポート・『天使のたまご』『攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL』『イノセンス』(2)

【『天使のたまご』(2)】

押井「自分(観客)が抱えてる以上のものは見られない。自分に引き寄せて見てもらえれば、もしかしたら愉しめるかもしれない。映画は何かを与えてくれるものじゃないと思ってるんですよ。

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押井守 × 石川光久 トークショー レポート・『天使のたまご』『攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL』『イノセンス』(1)

 『うる星やつら2 ビューティフルドリーマー』(1984)や『機動警察パトレイバー』(1989)、『機動警察パトレイバー2』(1993)などで知られる押井守。押井監督の代表作『天使のたまご』(1985)、『攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL』(1995)の4Kリマスター版、『イノセンス』(2004)が5月にオールナイトでリバイバル上映され、トークも行われた。プロダクションI.G石川光久プロデューサーも急遽参加。聞き手は「アニメスタイル」の小黒祐一郎氏が務める(以下のレポはメモと怪しい記憶頼りですので、実際と異なる言い回しや整理してしまっている部分もございます。ご了承ください)。

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