【監督歴の回想 (2)】
『めぐりあい』(1968)での雨のトラックのシーンはよく知られている。
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荒井「この牛殺しのシーンで叩かれて、評価もされず。ぼくは牛を殺したっていう記事を読んだ覚えがあるんですね。そんなに批判されることかな。きょう見てもそんなにすごくない」
恩地「ヤコペッティに比べればどうってことないよね。だけど非難を浴びたね。屠殺監督って書かれたから。その批評家の名前はいまでも覚えてる(笑)。
撮影所の奴もみんなそっぽ向いた。厭になっちゃって、いまで言う鬱かな。ひきこもりになって、電話を布団に突っ込んで出ないで。ピンポンも電源抜いて鳴らないようにして。1週間くらい外に出ないでいたら、撮影所から迎えに来て。でもみんなつめたかったね。あんな映画撮りやがってと。
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