私の中の見えない炎

おれたちの青春も捨てたものじゃないぞ まあまあだよ サティス ファクトリー

広瀬仁美 × 田中規子 × 佐渡稔 × 村上利恵 × 小川輝晃 × 土田大 × 貴島康之 × 坂本太郎 × 日笠淳 × 竹本昇 トークショー レポート・『有言実行三姉妹シュシュトリアン』『忍者戦隊カクレンジャー』(3)

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【『有言実行三姉妹シュシュトリアン』(3)】

 以下は、柴田理恵氏のメッセージのつづき。

 

柴田「シリーズ14作のうち10本出ていて、『有言実行三姉妹シュシュトリアン』(1993)で終わったんですけれども。浦沢(浦沢義雄)さんの世界が面白かった。変なこと考える人で、バス停が動いてみんな困っちゃうとか。三軒茶屋ばばあって役も『魔法少女ちゅうかなぱいぱい』(1989)と『魔法少女ちゅうかないぱねま』(1989)でやったんですが、SMの女王様の格好して街を走り回るとか、『八つ墓村』(1977)みたいな白装束で追いかけるとか。東映はひどくて、お弁当がなくて“ここで、ばれ飯”って言われて、私は『八つ墓村』の格好でそば屋入ったり(一同笑)。浦沢さんのおかしな台本のもと、監督たちと愉しみながらつくってたほんとに素敵な時間だったですね。アングラ劇団、小劇場の俳優さんが出てたり、意外にキャスティングもいいんですよね。改めて見たら面白いと思います。『シュシュトリアン』のみなさん、盛り上がってくださいね」

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  ふたりのメッセージには、大きな歓声が起こった。

 

広瀬柴田理恵さんの事務所さんにお願いして、坂本監督のお名前を出したら翌々日にビデオが届きました」

坂本「柴田さんのいちばん最初は『バッテンロボ丸』(1982)だったかな? 団地の主婦で、掃除機に追いかけられて逃げ回る役。それからのおつき合いで、WAHAHAの公演は50人もいないくらいのころから私は見に行ってました。その後、下北の駅前劇場がいっぱいになって“どんどん詰めて”って言うくらい。いまだとコマ劇場がいっぱいになるくらいですね。浦沢さんと見に行ったこともあります。お仕事で呼ぶと、スケジュールが詰まってても柴田さんは来てくれました」

佐渡「いちばん最初は『ロボット8ちゃん』(1981)に1回だけ。その後は『バッテンロボ丸』のレギュラーで、恐竜を飼ってる町内会長。恐竜がいつもおれといっしょに出てきて、中にふたり入ってて、夏の撮影は大変。『ペットントン』(1983)も1年やらしてもらって、その次は『TVオバケてれもんじゃ』(1985)。時間が夜7時で、視聴率がとれなくて3か月でした。その時間帯に入ったのが『スケバン刑事』(1985)。

 『シュシュトリアン』で(シリーズが)終わったときショックで、忘年会でも悲しくて何でつづけないんだろうって言った想い出があります。東映の子ども番組にお世話になりました。久本(久本雅美)や柴田も出てましたね。ありがとうございました」

坂本「感謝感謝と言ってますけどね、この人たち勝手に衣装合わせして、“こうやりますけどいいですね?”って。いいですよ、勝手にやってください。そういう人たちです(一同笑)」

佐渡「言うことは聞かない。こうやるんだ!」

坂本「勝手にやって帰った」

佐渡「撮影所行くのも愉しかったな」

日笠「見直したんですけど、画面から愉しんでのびのびやってるのが伝わってくる。この色をつくってくださったのがレギュラー、ゲストの怪人のみなさまです。大物の俳優さんをやっつけてますね。松尾スズキさんをぼこぼこにしたり。斉藤暁さん、ふせえりさん、でんでんさん」

坂本「でんでんさんは、いまはいい役やってますね。このころは怪しい(笑)」

日笠「『宇宙刑事シャイダー』(1984)の神官ポー(吉田淳)もいる。『高速戦隊ターボレンジャー』(1989)のピンクターボ(巌谷賀子)とか」

 

【『忍者戦隊カクレンジャー』(1)】

 400年に渡って封印されてきた妖怪軍団が復活した。先祖代々、封印を監視してきた鶴姫(広瀬仁美)は、忍者の子孫たち(小川輝晃土田大、河合秀、ケイン・コスギ)を結集し、カクレンジャーとして妖怪に挑戦する。

 

 『忍者戦隊カクレンジャー』(1994)の部では、広瀬氏は『カクレンジャー』の衣装で登場。広瀬氏の変身するニンジャホワイトのスーツアクターを務めた村上利恵氏も登壇した。

 

O野「あした7月22日が鶴姫の誕生日ということで、鶴姫が不惑になるわけですね」

広瀬「当時16歳の設定でしたので」

O野「ぼくのころは、ピンクの中は竹田(竹田道弘)さんか蜂巣賀(蜂巣賀祐一)さんでしたね。危険なんで男性だったんですが、いつしか女性がメインでアクションをやるようになって」

村上「後楽園ゆうえんちのほうで、『ターボレンジャー』のピンクターボを初めてやらせていただいたんですけど、怪我をしてしまって、抜けてリハビリを重ねて。それからしばらく悪い幹部役です。怪我をきっかけに体操系統ができなくなってしまって、それで中国武術を始めたんです」

O野「そこで中国ねたの『五星戦隊ダイレンジャー』(1993)のホウオウレンジャー役ですね。その流れでニンジャホワイト」

村上「仁美ちゃんは見た目がしっかりしてるんで、歳聞いてびっくりでしたね」

広瀬「初めて利恵さんのポーズを見たとき、打ち震えました。立ち姿ひとつでも、ほんとに綺麗」

村上「形だけは勉強しました。でもお芝居は仁美ちゃんがいたからですね」

広瀬「人形になっちゃう話、あの利恵さんのお芝居は…。私もそれに寄せるように。お互いに寄せて出来上がった」(つづく

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