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私の中の見えない炎

おれたちの青春も捨てたものじゃないぞ まあまあだよ サティス ファクトリー

『ビビを見た!』会(大海赫先生を囲む会2015)レポート

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 刊行から40年以上を経たいまなお人気を誇る伝説的な絵本『ビビを見た!』(ブッキング)をはじめ、不可思議な世界観の作品で知られる大海赫。 

 昨2014年にも新刊『歌えば魔女に食べられる』(復刊ドットコム)を発表し、毒の濃さは相変わらずで健在ぶりを示している。今年10月には中野で個展が開催され、作家のよしもとばなな氏も訪れたという(筆者はちょっと忙しくて行けなかったのだが)。その大海先生を囲むファンの集いが2007年から毎年開催されており、筆者も昨年に引き続き参加させてもらった。

ビビを見た! (fukkan.com)

ビビを見た! (fukkan.com)

 
歌えば魔女に食べられる

歌えば魔女に食べられる

 

 今回、筆者はその日の午前中に野暮用があり、さらに道に迷ったせいもあって残念ながら遅れての到着となった(着いたときは既に、宴たけなわ)。そして昨年もお会いした方々にご挨拶…。

 大海先生は頭に何か?つけて、まさかのコスプレ姿。筆者とちょっと話した際に、mixiでは“骨皮筋衛門”というハンドルネームを使っておられるが、それは食料のなかった戦中戦後の少年時代に「飢えていたからなんだ」と言われていた。

 また、代表作『ビビを見た!』は、当初「ビビ」というタイトルだったけれども、理論社の小宮山量平社長(当時)に「『ビビを見た!』のほうがいい」と言われて改題したのだという。

 会の後半では初めての方の自己紹介があり、ビブリオバトルの優勝者や漫画家など多彩な方々だった(筆者のように、大人になって初めて大海童話を読んだという方も来られていた)。その後にミニコンサートも。

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 そのまま居酒屋での2次会に突入。大海先生は、周囲の人に「いちばん好きな動物は?」とお訊きになり(去年と同じ展開だな)、「ぼくは、いちばん嫌いな動物は人間だね!」と力強くおっしゃっていた。

 毎年、大海先生の奥さまもいっしょに参加されていて、かつてご夫婦でスペインを旅行されたが、大海先生はバスの中で「ずっと寝てた」そうな。奥さまは「この人といっしょにいると大変よ」と穏やかに笑っておられた。

 昨年と同じく二次会の途中で大海ご夫妻は帰られ、その際に「病気しないで」「いい友だち見つけてね」と、ファンと握手。大海先生は中学生の人にも「病気しないで」。ご著書へのサインにも丁寧に応じていた。

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 二次会では、ファンの方が持参された、大海先生の童話や評論(これは珍しい)の載った雑誌も見せてもらった。評論もおもしろいので、ぜひこれらも一冊にまとめるとか何かに収録するとかしてほしい。

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 個性派ぞろいの二次会は夜の10時半ごろまでつづき、最後のほうは読書の話や嗜好についての尋問?など、話題はあらぬ方向へ拡散。

 主催の方をはじめ、当日お会いしたみなさま、ありがとうございました。

 

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