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私の中の見えない炎

おれたちの青春も捨てたものじゃないぞ まあまあだよ サティス ファクトリー

“山田太一セレクション”刊行記念 山田太一 トークショー レポート(4)

【『終りに見た街』】 嘘八百の話って好きなのね。そういうの書きたいけど難しい。これは小説だけど『異人たちとの夏』(新潮文庫)、ありえない話ですけどやっぱり難しい。

“山田太一セレクション”刊行記念 山田太一 トークショー レポート(3)

【東日本大震災を扱った3作品 (2)】 3年後に1本書きまして、震災をいろんな局面で書いて、『時は立ちどまらない』(2014)ですね。(見る人がどう思うか)いつもはらはらしてます(笑)。

“山田太一セレクション”刊行記念 山田太一 トークショー レポート(2)

【『想い出づくり。』】 (『想い出づくり。』〈1981〉の発想のきっかけは)女は25過ぎると値が下がっちゃうっていうジョークでした。何てことを言うんだと、うちの娘はすぐ適齢期になるから、そんなこと言うやつ許せないと私憤で書いた(笑)。

“山田太一セレクション”刊行記念 山田太一 トークショー レポート(1)

先日、銀座にて脚本家の山田太一氏のトークショーが行われた。山田氏の代表作である『想い出づくり。』(1981)や『早春スケッチブック』(1983)のシナリオが“山田太一セレクション”として復刊(里山社)されていて、刊行を記念してのトークである。話題は…

山田太一講演会 “宿命としての家族” レポート(3)

【高齢化と家族の現実 (2)】 家族が負担だから脱ぎ捨てたいと思ってる。そういうときにもう一歩踏み込んで、結局ひとりで生きて死ぬことを覚悟して。だんだんつまり家族ってものが、リアルに考えると、こんなことしてたら壊れてしまうと思って別の道をさがそ…

山田太一講演会 “宿命としての家族” レポート(2)

【『想い出づくり。』について (2)】 お嫁に行くのは若いのからなんて、それを笑いの種にして、いまだったら袋叩きですよ。じゃうちの娘は2、3年経つと売れ残るのか。そんなこと許せないと、私怨というか(笑)。この子たちを書いてみたいと思って。

山田太一講演会 “宿命としての家族” レポート(1)

花王芸術・化学財団のシンポジウム“しがらみときずな”が行われ、脚本家・山田太一先生の講演があった。花王財団は断続的にシンポジウムを行っていて、今回からは“家族”をテーマに3回シリーズで講演・トークを開催するのだという。

小原乃梨子講演会 “声に恋して” レポート(3)

【朗読について】 絵本の原点は、字が読めない子どものためだということ。私の父が丸善で洋書を買ってくると、明治生まれの母が読んでくれて。

小原乃梨子講演会 “声に恋して” レポート(2)

【吹き替えの想い出 (2)】 声優って何でしょうね。いまではなりたいって人もいて、最近伺いましたけど、コミュニケーション学科に声優科ができるそうですね。それほど市民権を得たと。

小原乃梨子講演会 “声に恋して” レポート(1)

『ドラえもん』(1979〜2005)ののび太、タイムボカンシリーズのドロンジョ、『未来少年コナン』(1978)のコナンといったアニメーションの声や多数の洋画吹き替えで知られる声優・小原乃梨子。その小原氏が母校である跡見女子大学にて講演をされ、ドラえも…

妄想族日誌(2016年10〜11月)

今年も残りわずか。例年通り、無味乾燥なつまらない1年でした。あとちょっとの時間で逆転できるか? 「♪口にはだせない 恋をしていたね」(「BLUE TEARS」)

金子修介 × 井上伸一郎 トークショー レポート・『ガメラ2 レギオン襲来』『ガメラ3 邪神〈イリス〉覚醒』(2)

【ランドマークの破壊 (2)】 金子「『ガメラ3 邪神〈イリス〉覚醒』(1999)の京都駅も、歓迎しますという感じで。だけどイベントのとき、京都のビルの人が“私はガメラを許さない”と(一同笑)。

金子修介 × 井上伸一郎 トークショー レポート・『ガメラ 大怪獣空中決戦』『ガメラ3 邪神〈イリス〉覚醒』(1)

1990年代にファンの熱い注目を集め、いまやマニアに神格化された平成ガメラシリーズ。今年、「平成ガメラ4Kデジタル復元版 Blu-ray BOX」も改めて発売され、10月に六本木にて金子修介監督とボックス発売元のKADOKAWAの井上伸一郎代表取締役社長のトークショ…

辻真先 × 手塚るみ子 トークショー “手塚治虫のSF作品”レポート(3)

【手塚治虫の人物像】 かつて練馬区富士見台にあった手塚邸についても語られた。虫プロも同じ敷地にあった。

辻真先 × 手塚るみ子 トークショー “手塚治虫のSF作品”レポート(2)

【『新世界ルルー』と『鉄腕アトム』(2)】 辻「その後に児童局、児童番組やってるほうが文句言い始めて(自分たちと)両方がパイロットフィルム出して、局長に判断してもらおうと。どっちが決まるか、その前に手塚先生に声かけちゃって。忙しい先生に(まだ…

辻真先 × 手塚るみ子 トークショー “手塚治虫のSF作品”レポート(1)

10月、東京都江東区の森下文化センターにて連続3回の講座「SFマンガの魅力」が開催されている。

平山秀幸 × 奥寺佐渡子 トークショー レポート・『学校の怪談』(2)

『学校の怪談2』(1996)の前田亜季は男子を相手に、「炬燵出しちゃうぞ」「お相撲さんにサインもらっちゃうぞ」などとたたみかける不思議ちゃん。

平山秀幸 × 奥寺佐渡子 トークショー レポート・『学校の怪談』(1)

1995年夏に大ヒットした映画『学校の怪談』。旧校舎に閉じ込められた小学生たちと先生の冒険をエンタテインメント性豊かに描き、当時の子どもたちを魅了した快作で、いま見直しても意外なほど緊密に設営されたカメラワークや凝ったクリーチャーに感嘆する。

山田太一 トークショー レポート・『阿賀に生きる』(2)

ドキュメンタリーでもフィクションでも深く立ち入ってつくると、1回見ただけでは判らない。作者の思いのほうが多様で、佐藤(佐藤真)さん生きていれば、もっと深いことがひとつひとつのショットに込められてて。聞いたふうなことは言わないほうがいい(笑)…

山田太一 トークショー レポート・『阿賀に生きる』(1)

新潟・阿賀野川周辺に生きる人びと。年齢を重ねた彼らは、新潟水俣病の被害者家族でもあった。

黒沢清 × 新井卓 トークショー レポート・『ダゲレオタイプの女』(3)

【ダゲレオタイプと映画 (2)】 9月に、新井氏が『ダゲレオタイプの女』(2016)の主演のタハール・ラヒムと黒沢監督をダゲレオタイプで撮影した。

黒沢清 × 新井卓 トークショー レポート・『ダゲレオタイプの女』(2)

黒沢清 × 新井卓 トークショー レポート・『ダゲレオタイプの女』(1)

『CURE』(1997)や『岸辺の旅』(2015)、『クリーピー』(2016)などの巨匠・黒沢清監督が全編フランス語で撮った最新作『ダゲレオタイプの女』(2016)。

山田太一講演会 “ドラマで振り返る昭和”レポート(4)

【『早春スケッチブック』について】 何を軸にして書こうか。(かつては)生き方を問うとか、本当はどうかを問う時代でした。いまはファンタジーや快いもの、現実はそうはいかないから夢を見たいって作品も多い。でもあのころは、観念的な部分での議論、進歩…

山田太一講演会 “ドラマで振り返る昭和”レポート(3)

【ホームドラマについて (2)】 (エッセイをヒントに書いた『それぞれの秋』〈1973〉では)課長になったとき、女房に遅すぎだと言われたと。奥さんは、会社が亭主を認めるのが遅いという意味で言ったけど、そういうふうにとってなくて恨んでた。

山田太一講演会 “ドラマで振り返る昭和”レポート(2)

【映画界からテレビへ (2)】 (木下恵介監督の)『楢山節考』(1958)を撮影していて、研修で1週間だけついたんですね。その後が(木下監督の)『この天の虹』(1958)。北九州の小倉にある八幡製鉄所の躍進っていうのかな、それを描く。働いている人たちを。

山田太一講演会 “ドラマで振り返る昭和”レポート(1)

9月末、新宿にあるカルチャーセンターにて、脚本家・山田太一先生の講演が行われた。“ドラマで振り返る昭和”と銘打って、山田先生の代表作についての想い出が語られており、ファンは知っている話が多かったけれども、それほど大きくない部屋であったゆえか山…

長谷川圭一 × アベユーイチ × 川久保拓司 トークショー レポート・『ウルトラマンネクサス』(5)

【俳優陣について (2)】 孤門隊員の彼女・リコ(中丸シオン)の正体が明らかになるのは、『ウルトラマンネクサス』(2004)の前半の山場のひとつ。

長谷川圭一 × アベユーイチ × 川久保拓司 トークショー レポート・『ウルトラマンネクサス』(4)

【最終話の想い出 (2)】 「ぼくたちは生きている」に始まる、『ウルトラマンネクサス』(2004)の最終話ラストのモノローグは、『ネクサス』のスピリットを凝縮した素晴らしいものだった。そして孤門隊員の「あきらめるな」の台詞で物語は閉幕する。

長谷川圭一 × アベユーイチ × 川久保拓司 トークショー レポート・『ウルトラマンネクサス』(3)

【ストーリー展開と設定 (2)】 『ウルトラマンネクサス』(2004)の最終話では凪副隊長(佐藤康恵)と孤門隊員も変身する。 長谷川「憐編がさわやかで、そのまま最終回へなだらかに行きました。あれはあれでよかった。(短縮がなければ)またダークな雰囲気…

長谷川圭一 × アベユーイチ × 川久保拓司 トークショー レポート・『ウルトラマンネクサス』(2)

【撮影の裏話 (2)】 『ウルトラマンネクサス』(2004)にて、アベユーイチ監督はウルトラシリーズに初登板。

長谷川圭一 × アベユーイチ × 川久保拓司 トークショー レポート・『ウルトラマンネクサス』(1)

地球開放機構TLTの部隊・ナイトレーダーに入隊した孤門一輝隊員(川久保拓司)。モンスターと戦い、厳しい副隊長(佐藤康恵)に叱責される孤門の前には、謎の巨人・ウルトラマンも現れた。ハードな日々を過ごす彼の救いは交際中の彼女・リコ(中丸シオン)だが…

巨星が墜ちた日 藤子・F・不二雄死去

1996年9月23日。 秋分の日で学校はなく、中学生の筆者は塾の模試をこなして、疲れきって帰宅。その夜には巨匠・大林宣彦監督のテレビ『三毛猫ホームズの推理』があり、録画をセットしようとテレビをつけた。

塚本晋也監督 トークショー レポート・『塚本晋也「野火」全記録』(2)

【『野火』のメイキング (2)】 塚本「リリー(リリー・フランキー)さんを刺す場面では、血しぶきが飛ぶ。見せるところと見せないところとの配分に気をつけました。ほんとに刺されるところは出さないけど、血しぶきは必要かなと。

塚本晋也監督 トークショー レポート・『塚本晋也「野火」全記録』(1)

大岡昇平の名作小説を映画化した、塚本晋也監督・主演『野火』(2015)。自主映画として制作され、ロードショー公開で好評を博したのちも全国行脚で上映が行われるという特異な経緯をたどった。その制作から興行を記録した『塚本晋也「野火」全記録』(洋泉…

飯島敏宏監督 × 古谷敏 × 桜井浩子 トークショー レポート・『ウルトラマン』『ウルトラマンマックス』(2)

古谷氏は、『ウルトラマン』(1966)でウルトラマンが怪獣にとどめを刺すのにも、思いを込めて演じた。

飯島敏宏監督 × 古谷敏 × 桜井浩子 トークショー レポート・『ウルトラマン』(1)

2016年は、『ウルトラマン』(1966)のスタートから50年。いまだに絶大な人気を誇る『ウルトラマン』第1作の飯島敏宏監督と初代ウルトラマンのスーツアクターを務めた古谷敏氏のトークショーが、8月に鶴川にて行われた。トーク前に、『ウルトラマン』と『ウ…

塚本晋也監督 トークショー レポート・『野火』(2)

【制作準備 (2)】 塚本「前までは自分ありきという、都市と人間、バーチャルリアリティの中での自分さがしみたいなテーマで、でも自分の子どもが生まれて、次の世代が気になる。『野火』(2015)をつくったのは、次の世代が気になるから。結局、戦争は若い人…

塚本晋也監督 トークショー レポート・『野火』(1)

1951年に発表された大岡昇平『野火』(新潮文庫)は、フィリピンにおける戦場の悪夢を描いた戦争文学の代表作。市川崑監督によって1959年に映画化されているが、それから56年を経て2015年に塚本晋也監督がリメイク映画化。市川版に比べてスプラッター的な描…

遠藤茂行 トークショーレポート・『Wの悲劇』(3)

【角川三人娘について (2)】 遠藤「(大林宣彦監督の)『時をかける少女』(1983)では、キャメラを普通の3倍くらい(の台数を)置いて撮るやり方で、薬師丸(薬師丸ひろ子)さんはワンキャメで集中するけど、原田(原田知世)さんはどこから撮ってもいいタ…

遠藤茂行 トークショーレポート・『Wの悲劇』(2)

【薬師丸作品の想い出 (2)】 角川映画の宣伝の仕事は、遠藤氏にとって刺激的であったという。

遠藤茂行 トークショーレポート・『Wの悲劇』(1)

劇団の研究生である主人公(薬師丸ひろ子)は舞台「Wの悲劇」の端役とプロンプターに甘んじていた。あるとき、「Wの悲劇」に出演中の大女優(三田佳子)の部屋で愛人(仲谷昇)が腹上死してしまい、主人公はそのスキャンダルを引き受けることによって大役に…

野上照代 × おすぎ × ショーレ・ゴルパリアン トークショー“ありがとう、キアロスタミ!”レポート・『クローズ・アップ』(3)

【映画づくりの手法 (2)】 おすぎ「優れた監督の作品見てると、何だろう、何でこの人こんなこと考えつくのってところに行くよね。

野上照代 × おすぎ × ショーレ・ゴルパリアン トークショー“ありがとう、キアロスタミ!”レポート・『クローズ・アップ』(2)

【キアロスタミ監督の人物像 (2)】 ショーレ「キアロスタミさんは検閲に引っかからないのを撮っていて、政治的な苦労はなかったと思います。そういう題材を選んでない」

野上照代 × おすぎ × ショーレ・ゴルパリアン トークショー“ありがとう、キアロスタミ!”レポート・『クローズ・アップ』(1)

『友だちのうちはどこ?』(1987)や『そして人生はつづく』(1992)などで知られ、今年7月に逝去したアッバス・キアロスタミ監督。1990年代から2000年代初頭にかけてイラン映画が日本でも次々と紹介され、そのさきがけとなったのがキアロスタミ作品であった…

三谷幸喜 インタビュー(2000)・『合い言葉は勇気』(2)

三谷幸喜 インタビュー(2000)・『合い言葉は勇気』(1)

ゴミ処理会社の産業廃棄に苦しめられる村。村役場の青年(香取慎吾)は、奇妙な成り行きによって、売れない俳優(役所広司)を弁護士に仕立てて処理会社に挑戦する。

水野英子 トークショー “トキワ荘の思い出…U・MIAのこと” レポート(3)

【マンガの表現について】 水野「私たちの世代は、映画と同じような表現、表現に力を入れ始めた世代で、前の世代と圧倒的に違うところです。ページ数をもらえるようになると、余韻のようなものを映画のように描きたかった。

水野英子 トークショー “トキワ荘の思い出…U・MIAのこと” レポート(2)

【U・マイアの想い出 (2)】 水野「最初の「赤い火と黒かみ」は私が下関なので、東京と山口とに離れて描きました。個人の家には電話もなくて、電報と速達でやりとり。締め切りもあるのにそういう形でやって、大変でした。秋にスタートして、向かいの商店に電…

水野英子 トークショー “トキワ荘の思い出…U・MIAのこと” レポート(1)

マンガ家たちのつどったトキワ荘の紅一点・水野英子。いまは少女マンガの巨匠だが、水野と石ノ森章太郎、赤塚不二夫という三大巨匠が合作した時期があった。