私の中の見えない炎

おれたちの青春も捨てたものじゃないぞ まあまあだよ サティス ファクトリー

黒沢清

黒沢清監督 トークショー レポート・『悪魔のいけにえ』(2)

黒沢「(『悪魔のいけにえ』〈1974〉を)見た当時は品格という言葉は思わなかったんですけど。静かな時間を爆音でどう表現するか(笑)。聞きどころでしょうか。判る人には判るというか。何も起こってない時間が、実に心地いい。それが映画の基本だと思いま…

黒沢清監督 トークショー レポート・『悪魔のいけにえ』(1)

吉祥寺バウスシアターなど各地で行われてきた爆音映画祭。今年は丸の内でも開催され、『悪魔のいけにえ』(1974)の上映と黒沢清監督のトークショーがあった。

黒沢清監督 トークショー レポート・『散歩する侵略者』(2)

黒沢「メインの長澤(長澤まさみ)さんと松田(松田龍平)さんでない、長谷川(長谷川博己)さんと高杉(高杉真宙)くん、恒松(恒松祐里)さんの3人が笹野(笹野高史)さんに追われて対決する。3人は警察組織や軍事組織が本気で出てきたら、ひとたまりもな…

黒沢清監督 トークショー レポート・『散歩する侵略者』(1)

突如行方不明になった夫(松田龍平)が別人格となって帰ってきて、妻(長澤まさみ)はとまどう。住宅街で起きた一家殺人事件を取材するフリージャーナリスト(長谷川博己)の前には、奇妙な若い男(高杉真宙)が現れる。ふたつのできごとは、恐るべき地球侵…

黒沢清 × 篠崎誠 トークショー レポート・『世界最恐の映画監督 黒沢清の全貌』(4)

【脚本執筆について (2)】 黒沢「(脚本の執筆のときに)カット割りを考えて書いているということはないです。カット割りは別な頭を使っていて、ロケハンや俳優と話してるときにできてくるもので。

黒沢清 × 篠崎誠 トークショー レポート・『世界最恐の映画監督 黒沢清の全貌』(3)

【過去の原作つき作品 (3)】 黒沢「キャスティング的にも、もしその(原作通りの)構成でつくったら、重要そうに出てくるけど途中でどうでもよくなるって人に誰をキャスティングすればいいのか。一流の人だと見ている人は拍子抜けで、無名の人だとそりゃそう…

黒沢清 × 篠崎誠 トークショー レポート・『世界最恐の映画監督 黒沢清の全貌』(2)

【過去の原作つき作品 (2)】 黒沢「粛々と取り組んだんですけど、絵があると難しい。キャスティングは絵の通りにいかないですが、蜘蛛の巣など美術はマンガに似せてつくるけど、マンガ通りではない.愛好者から見るとまがいものかな。

黒沢清 × 篠崎誠 トークショー レポート・『世界最恐の映画監督 黒沢清の全貌』(1)

9月から新作『散歩する侵略者』(2017)が公開中の黒沢清監督。その黒沢監督の対談・エッセイ、蓮實重彦や阿部和重の評論などを収録した『黒沢清の全貌』(文藝春秋)も刊行された。

黒沢清監督 トークショー レポート・『ヒッチコック/トリュフォー』

アルフレッド・ヒッチコックにフランソワ・トリュフォーが迫ったロングインタビュー『定本 映画術』(晶文社)は、映画技法の教科書?として知られる古典的名著である。映画のつくり手やマニアはみな読んでいると言われる著作だが、そのヒッチコックとトリュ…

黒沢清 × 新井卓 トークショー レポート・『ダゲレオタイプの女』(3)

【ダゲレオタイプと映画 (2)】 9月に、新井氏が『ダゲレオタイプの女』(2016)の主演のタハール・ラヒムと黒沢監督をダゲレオタイプで撮影した。

黒沢清 × 新井卓 トークショー レポート・『ダゲレオタイプの女』(2)

黒沢清 × 新井卓 トークショー レポート・『ダゲレオタイプの女』(1)

『CURE』(1997)や『岸辺の旅』(2015)、『クリーピー』(2016)などの巨匠・黒沢清監督が全編フランス語で撮った最新作『ダゲレオタイプの女』(2016)。

黒沢清 × 西島秀俊 × 役所広司 トークショー レポート・『クリーピー 偽りの隣人』(2)

【『クリーピー』について (2)】 黒沢「西島くんにも何度も言ってるんですが、かつてだったら(『クリーピー 偽りの隣人』〈2016〉の高倉役は)役所さんで、役所さんでないと思いつつも役所さんならこうだろうなと、どこかで基準、ぼくなりのモデルがあって。

黒沢清 × 西島秀俊 × 役所広司 トークショー レポート・『クリーピー 偽りの隣人』(1)

過去の失踪事件の謎を追う犯罪心理学者(西島秀俊)。その隣人(香川照之)は奇妙で怪しげな男である。隣人を不審がる主人公だが、妻(竹内結子)に魔の手が迫っていた。

黒沢清 × 篠崎誠監督 トークショー レポート・『蛇の道』『蜘蛛の瞳』(2)

【『蜘蛛の瞳』(2)】 篠崎「『蜘蛛の瞳』(1998)は大胆な映画で、娘が殺されている設定は同じで、復讐は冒頭で終わって、不可思議なことが起こる。寺島進くんは死んだのか、白い布につつまれたものは何か、とか。 会社に入るころに、哀川(哀川翔)さんが酔…

黒沢清 × 篠崎誠監督 トークショー レポート・『蛇の道』『蜘蛛の瞳』(1)

10月公開の最新作『岸辺の旅』(2015)により、カンヌ映画祭の「ある視点」部門の監督賞を受賞した黒沢清監督。黒沢監督は『CURE』(1997)や『カリスマ』(2000)、『叫』(2007)などホラータッチの作品で知られる巨匠で、特に『CURE』の底知れない無気味…

黒沢清監督 トークショー レポート・『フック』(2)

スピルバーグの代表的な失敗作である『カラーパープル』(1985)や『太陽の帝国』(1987)もこの時期です。『カラー』は黒人の奴隷問題、『太陽』は第二次大戦を扱っている。『太陽』は傑作だと思うんですけど(世間では)スピルバーグは背伸びしてこういう…

黒沢清監督 トークショー レポート・『フック』(1)

閉館が決まった吉祥寺バウスシアター(爆音映画祭)にて、スティーブン・スピルバーグ監督『フック』(1991)のリバイバル上映が行われた。『フック』は、巨額の制作費や豪華キャストで公開当時は話題を集めたけれども、いまはあまり顧みられることのないフ…