映画
【神秘とは何か】 塩田「「すべては神秘に始まり政治に終わる」っていう印象的な言葉についてはいかがですか?」
【光の恐怖 (2)】
劇作家(中原翔子)に、洋館に呼ばれた女優(河野知美)。彼女は劇作家の夫を略奪した過去があった。母を殺す役を演じるうちに女優はおそろしい疑惑にとりつかれていく。
故郷のしきたりのために結婚しなければならない主人公(竹村祐佳)は電車の中で出会った男(久保新二)に偽装結婚を依頼した。主人公のために雪の舞う新宿にマタギの許嫁(池島ゆたか)がトラクターで現れる。主人公の上司である探偵事務所の所長(螢雪次朗…
【登場人物たち (2)】 『PLAN 75』(2022)では、関連施設に勤める介護士役のステファニー・アリアン氏はフィリピン人。
75歳以上の高齢者が死を選択できる制度“プラン75”が実施された世界。ホテルの清掃の仕事を解雇された主人公(倍賞千恵子)は、プラン75の申請を考えるようになる。プラン75コールセンターのスタッフ(河合優実)は、主人公にお金をもらったりしながら揺れ動…
【実景を入れる構成 (2)】
【『病院で死ぬということ』の起用】 岸部「(『病院で死ぬということ』〈1993〉のキャスティングで)細かいことはあまり覚えてないんですけど、原作を読んで泣いた記憶はあるんですよ。それで監督から言われたのは、カメラはフィックスで撮っていくからアッ…
がん告知を受けた患者たちは老夫婦(山内明、橋本妙)や働き盛りの男性(塩野谷正幸)など、さまざまな人びとがいる。医師(岸部一徳)は患者や家族たちと静かに語らう。
森本:ロバのそばのアズ・スーン・アズというライブ・ジャズ・スナックがあって、小銭が貯まると菅野沖彦さんや本田竹彦さん達を聴きに行ってた。そこで、若き日の村上春樹さんが、ボーイさんをやってたんだって。俺、もしかしたら春樹さんにカレーライス運んで…
映画『青春の蹉跌』(1974)や『王立宇宙軍 オネアミスの翼』(1987)、テレビ『人形劇 三国志』(1982)や『人形歴史スペクタクル 平家物語』(1993)の声の出演、『きかんしゃトーマス』(1984)のナレーションなど多彩な仕事で知られる森本レオは長年、高…
【青山監督のキャリア初期 (2)】 金原「佐藤さんは、青山(青山真治)作品では『Helpless』(1996)では記録・衣裳、その次の『WiLd LIFe』(1997)は脚本・記録として現場に入られています。
恋人(関口知宏)に別の女性に乗り換えられてふられた主人公(粟田麗)は、酔ってかけた電話で映画配給会社に務める男性(井浦新)と知り合った。その彼を翻弄しながら、主人公はかつての恋人にストーカー的な行動を繰りかえす。
【ディレクターズ・カンパニーの記憶 (2)】 長谷川「『太陽を盗んだ男』(1979)を撮ってさあどうすると思ってたんだが、角川春樹に嫌われたりして、どうやって監督するかと悩んでたんだな。
【『太陽を盗んだ男』について (2)】
原爆をひとりでつくった高校教師(沢田研二)が日本政府を脅迫。彼は自ら被爆しながら、刑事(菅原文太)たちと飄々と凄絶に戦う。
【アフレコの想い出 (2)】 山賀「森本さんは当時から有名な方ですから、やっていただけるならこういう感じだろうなって想像通り。アフレコ初日に音響監督の田代(田代敦巳)さんがぼくの横に来て「森本さんの台本見た? 読み込んでるよ。あれを見たら声優連…
【企画の発端】
オネアミス王国にある宇宙軍の士官・シロツグ(声:森本レオ)は街で知り合った女性(声:弥生みつき)に誉められたのをきっかけに、ロケット搭乗を志願。技術者が事故死したり暗殺者に襲われたりする苦難を経て、遂にロケット打ち上げが実現しようとすると…
【撮影のエピソード (2)】
【『犬死にせしもの』の企画 (2)】
ビルマのインパール戦線から戻ってきた主人公(真田広之)は戦友(佐藤浩市)と遊郭で再会する。その他の一味(平田満、堀弘一)と海賊を結成した主人公は瀬戸内海を支配するやくざ(蟹江敬三)たちと対立し、壮絶な争いが始まる。
【映画のラスト】
【企画・脚本】
郊外に念願のマイホームを手に入れた小林一家(小林克也、倍賞美津子、有薗芳記、工藤夕貴)。だが田舎から出てきた祖父(植木等)が強引に住みついたことをきっかけに不穏な影が差し、家族の壮絶な諍いはやがて一戸建て住宅を舞台にした死闘に発展する。
【『真夏の地球』の企画・制作 (2)】 (赤坂の)事務所での打ち合わせに毎週行ってましたね。ほんとに気が重くて。井筒(井筒和幸)さんとか伴明(高橋伴明)さんとかにゴジ(長谷川和彦)さんとかに責められるんですね。こんなつまんねえことやってみたいな…
1980年代に長谷川和彦、井筒和幸、石井聰亙、相米慎二、黒沢清などの監督陣が集結して設立したディレクターズ・カンパニー。
テレビアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』(1995)、映画『シン・ゴジラ』(2016)などによって不動の地位を確保している庵野秀明監督は、天賦の表現力を駆使して世態を描いてきた。
71)シナリオでは華子の死は直接的には描かれない。
26)横浜の舞の技工室に披露宴の招待状があった。日取りは「平成四年十二月二十四日」。