私の中の見えない炎

おれたちの青春も捨てたものじゃないぞ まあまあだよ サティス ファクトリー

小池百合子 講演会 “持続可能な環境先進都市・東京の実現を目指して” レポート (2)

 ゼロウェイスティングの取り組みとしては、食品ロスの削減。SDGsの中に生産消費形態を持続可能なものにするという項目がございますが、まさしくこれです。使い捨てのプラスチックは、パリ協定が掲げる“今世紀後半の温室効果ガス実質ゼロ”を達成するためには、使い捨て型の大量消費から持続可能な資源利用への大胆な移行を先進国が主導していく必要がある。特にプラスチックは海洋生態系に大きな影響を与えていますので、注目を集めているところです。じゃあどうするかというアイディアを、学校などでも募集しています。“チームもったいない”と連携してキャンペーンも実施中ですので、是非エントリーしていただければと存じます。

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原爆ムービー今昔談 80年代以降を振り返る・『父と暮せば』『鏡の女たち』(2)

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 1980年代に過剰なまでに供給された反動か、90年代に入ると原爆を描いた作品は激減。冷戦が一応終結して核戦争の危機が去ったように思われたのもあっただろう。

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原爆ムービー今昔談 80年代以降を振り返る・『この子を残して』(1)

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 広島・長崎の原爆から73年。戦争を知らない世代(筆者を含む)が跋扈?する時世になって久しい。筆者は戦後の1980年代に生まれたひとりだけれども、原爆を学ぶという触れ込みで見せられたのが80年代につくられた映画作品群だった。そこから現在へつづく流れを概観してみたい。

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森次晃嗣 インタビュー「しゃにむに突き進むダンは、当時の僕自身の投影だったんです」(1998)・『ウルトラセブン』

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 『ウルトラセブン』(1967)の完結から30年を迎えた1998年、『セブン』に注目が集まり、オリジナルビデオが発売され、主演でモロボシダン=ウルトラセブン役の森次晃嗣のエッセイ『ダン』(扶桑社)が刊行されるなどのムーブメントがあった。

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