私の中の見えない炎

おれたちの青春も捨てたものじゃないぞ まあまあだよ サティス ファクトリー

山際永三 × 田口成光 × 井口昭彦 トークショー レポート・『帰ってきたウルトラマン』『ウルトラマンエース』(2)

f:id:namerukarada:20181007150017j:plain

【演出について】

 山際永三監督も『帰ってきたウルトラマン』(1971)にて初参加。『帰マン』では、監督からプロデューサーに転身した円谷一社長とのやりとりもあったという。

続きを読む

山際永三 × 田口成光 × 井口昭彦 トークショー レポート・『帰ってきたウルトラマン』『ウルトラマンエース』『ウルトラマンタロウ』(1)

f:id:namerukarada:20181007150335j:plain

 『帰ってきたウルトラマン』(1971)や『ウルトラマンエース』(1972)などのウルトラシリーズ。SF的な趣向に加えて時代色を強く反映した作品世界は、『ウルトラマン』(1966)や『ウルトラセブン』(1967)の初期作品とはひと味違った独自の魅力をたたえている。

続きを読む

大林宣彦 × 犬童一心 × 手塚眞 トークショー レポート・『瞳の中の訪問者』(2)

f:id:namerukarada:20170227100028j:plain

【『瞳の中の訪問者』(2) 】

犬童「船でふたりで話すシーンから山荘に行って殺した女と同じことをさせるシーンとか、峰岸(峰岸徹)さんが同じ女を2度殺すってつくりにも感動したし。『HOUSE』(1977)は大林さんの中で歯止めがあった気がして。戦争が背景にあるので、叙事詩的というか戦争という事実があって、叙情・情感が盛り上がる。バラバラの女の子に南田洋子が戦争を教えていたというか。でも『瞳の中の訪問者』(1977)には歯止めがない」

続きを読む

大林宣彦 × 犬童一心 × 手塚眞 トークショー レポート・『瞳の中の訪問者』(1)

f:id:namerukarada:20170205215036j:plain

 テニスのインターハイを目指して特訓していた主人公(片平なぎさ)は、ボールが目に当たって負傷。無免許医ブラック・ジャック宍戸錠)の角膜移植手術を受ける。恢復した主人公だが、手術後に視界に謎の男(峰岸徹)が現れるようになった。

続きを読む